頼山陽から丸山眞男への航跡 -- 筑摩選書 --
濱野靖一郎 /著   -- 筑摩書房 -- 2022.6 -- 19cm -- 388,8p

資料詳細

タイトル 「天下の大勢」の政治思想史
副書名 頼山陽から丸山眞男への航跡
シリーズ名 筑摩選書
著者名等 濱野靖一郎 /著  
出版 筑摩書房 2022.6
大きさ等 19cm 388,8p
分類 311.21
件名 政治思想-日本-歴史-江戸末期 , 政治思想-日本-歴史-1868~1945
注記 索引あり
著者紹介 1977年生まれ。東京都出身。法政大学大学院政治学研究科博士後期課程修了。博士(政治学)。専攻は日本政治思想史。現在、海陽中等教育学校教諭、法政大学ボアソナード記念現代法研究所客員研究員。著書に『頼山陽の思想──日本における政治学の誕生』(東京大学出版会)がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 丸山眞男が言う日本人の「勢い」の意識とは何か。頼山陽、阿部正弘、堀田正睦、勝海舟、木戸孝允、徳富蘇峰の「天下の大勢」をめぐる思想から、開国から終戦までの日本近代史を読み直す。
要旨 丸山眞男は日本人の歴史意識の古層として「つぎつぎになりゆくいきほひ」を指摘した。「なりゆく」この「勢」の思想を最初に打ち出したのが頼山陽である。主体的能動的に「勢」の変化を制御していこうとする山陽の「天下の大勢」をめぐる思想は、日本近代史をいかに動かしていったか。幕末の老中・阿部正弘と堀田正睦、勝海舟、木戸孝允、徳富蘇峰、原敬の「大勢」認識から、三国同盟の「バスに乗り遅れるな」、終戦の詔勅の「世界ノ大勢亦我ニ利アラス」まで、「天下の大勢」思想の航跡をたどる。
目次 第1章 丸山眞男の「追加」;第2章 頼山陽の「決断」;第3章 阿部正弘の「発明」;第4章 堀田正睦の「非常」;第5章 勝海舟の「憤懣」;第6章 木戸孝允の「涙」;第7章 徳富蘇峰の「将来」;第8章 原敬の「順応」
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-01749-9   4-480-01749-6
書誌番号 1113975148

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 311.2 一般書 利用可 - 2072554526 iLisvirtual