セルヒオ・ブランコ /作, 仮屋浩子 /訳   -- 北隆館 -- 2022.6 -- 19cm -- 122p

資料詳細

タイトル ナルキッソスの怒り
著者名等 セルヒオ・ブランコ /作, 仮屋浩子 /訳  
出版 北隆館 2022.6
大きさ等 19cm 122p
分類 962
注記 原タイトル:La ira de Narciso
著者紹介 【セルヒオ・ブランコ】1971年12月30日モンテビデオ(ウルグアイ)生まれ。大学で文献学、演劇学を専攻。1993年にパリのコメディーフランセーズにて演出論を学ぶ。1998年以降はパリを拠点に主に劇作家として活動。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 大学で教鞭をとり、作家でもあるセルヒオ。学会に出席するため訪れたスロベニアの首都リュブリャナで、イゴールという美しい青年と知り合い、彼との情事に溺れていくが…。現代ラテンアメリカ文学を代表する劇作家セルヒオ・ブランコの邦訳第2作。
要旨 大学で教鞭をとり、作家でもあるセルヒオ。彼は、学会に出席するためスロベニアの首都リュブリャナを訪れる。そこで、イゴールという美しい青年と知り合い、彼との情事に溺れていく。そして滞在先の部屋で発見した数々の染み―。この2つの事象が、セルヒオを戦慄の真実へと導いていく。2021年にオフ・ウエストエンド新作賞(ロンドン)を受賞。『テーバスランド』(2019年北隆館刊行)に続く、待望の邦訳第2作である。本作で語られるギリシャ神話に出てくるナルキッソスとその眼差しについての、著者セルヒオの独自の詩学。「ナルキッソスの眼差しとは、自分自身への眼差しでありながら、他者を探求するものである」。自分とは、他者の眼差しを通して存在する。自分を見つめる時に、他者からの問いかけが常にある。自分自身への探求を通して、他者との関りをもつ。つまり、新たな他者に出会うのだ。そして、本作は著者セルヒオ・ブランコが織ります、リアルと虚構が交差する世界(オートフィクション)を、最後の頁までスリリング堪能するものとなっている。
ISBN(13)、ISBN 978-4-8326-1032-3   4-8326-1032-5
書誌番号 1113975209
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113975209

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