私擬憲法から見る幕末明治 --
畑中章宏 /著   -- 亜紀書房 -- 2022.7 -- 19cm -- 187p

資料詳細

タイトル 忘れられた日本憲法
副書名 私擬憲法から見る幕末明治
著者名等 畑中章宏 /著  
出版 亜紀書房 2022.7
大きさ等 19cm 187p
分類 323.12
件名 憲法-日本-歴史-明治時代
注記 文献あり
著者紹介 1962年大阪生まれ。民俗学者。著書に『日本疫病図説』(笠間書院)ほかがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 「大日本帝国憲法」が発布されるまで、日本には国会もなく、憲法もなかった。そして、多くの日本人が自ら憲法を構想した。それら「私擬憲法」は、死刑廃止、男女ともの参政権、天皇リコール論など多種多様である。明治人たちの夢を追う歴史ノンフィクション。
要旨 明治22年に「大日本帝国憲法」が発布されるまで、日本には国会もなく、憲法もなかった。そして、多くの日本人が自ら憲法を構想した。戊辰戦争に敗れた米沢藩士、西南戦争に駆り出された者たち、自由民権運動の担い手たち、地方の豪農、商人…彼らは集まり、書を読み、議論し、政府に建白書(嘆願書)として憲法草案を提出している。それら「私擬憲法」は、死刑廃止、男女ともの参政権、天皇リコール論、著名な「五日市憲法」や、明治天皇のブレーン元田永孚のものまで多種多様だ。現実は変わらないものではなく、自ら作り上げるもの。明治人たちの夢を追う、歴史ノンフィクション。
目次 序―民俗文化としての「私擬憲法」;1 「選挙権は男女に拘らず」と元米沢藩士は主張した;2 「自由の理」と「自立」を求めた鹿児島からの新聞投書;3 皇帝リコール権にまでおよんだ東北のラディカルな憲法討議;4 鉱毒事件に立ち向かった田中正造は独自の憲法案を構想していたか;5 「教育勅語」起草者の“反動”的な憲法案は受け入れられたのか;6 越後の縮商人は憲法案に「死刑の廃止」を盛りこんだ;結―「憲法」を忘れないために
ISBN(13)、ISBN 978-4-7505-1743-8   4-7505-1743-7
書誌番号 1113975893
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113975893

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