歌人入門 --
藤原龍一郎 /著   -- ふらんす堂 -- 2022.6 -- 19cm -- 203p

資料詳細

タイトル 寺山修司の百首
シリーズ名 歌人入門
著者名等 藤原龍一郎 /著  
出版 ふらんす堂 2022.6
大きさ等 19cm 203p
分類 911.162
個人件名 寺山 修司
著者紹介 1952年福岡生れ。早稲田大学第一文学部文藝科卒業。1972年短歌人会入会、現在、編集委員。2020年より日本歌人クラブ会長。歌集に『東京哀傷歌』など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 かつて寺山修司は時代の波に乗ったスーパースターだった。彼がメディア・シーンに初めて登場したのは、19歳の学生歌人としてだった…。現代短歌の世界に大きな刺激を与えた寺山修司による百首を鑑賞する。
要旨 一本の樫の木やさしそのなかに血は立ったまま眠れるものを(初期歌篇)。「十五才」の一首。「血は立ったまま眠れるものを」という比喩表現がきわめて魅力的。寺山修司自身もこの表現を気に入っており、一九六〇年、二十五歳の時に初の戯曲「血は立ったまま眠っている」を書いている。劇作家高取英によるとこのフレーズは、フランスの詩人エリュアールの「パリは立ったまま眠っている」を元歌としているそうだが、「血は立ったまま眠っている」の方が詩的起爆力は比較にならないほど大きい。樫の木の幹の中に立ったまま眠っている血、それは詩人の血であり、文学の魂そのものではないか。
目次 寺山修司の百首;解説 歌人・寺山修司―超新星の輝き
ISBN(13)、ISBN 978-4-7814-1468-3   4-7814-1468-0
書誌番号 1113977559

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