父と母の話 --
クリストファー・イシャウッド /著, 横山貞子 /訳   -- 新潮社 -- 2022.6 -- 20cm -- 533p

資料詳細

タイトル キャスリーンとフランク
副書名 父と母の話
著者名等 クリストファー・イシャウッド /著, 横山貞子 /訳  
出版 新潮社 2022.6
大きさ等 20cm 533p
分類 933.7
注記 原タイトル:KATHLEEN AND FRANK
著者紹介 【クリストファー・イシャウッド】1904年、イングランドの貴族の家に生まれ、1986年、アメリカ・サンタモニカで死去。作家。ケンブリッジ大学ほか中退。在学中に創作を開始。『さらばベルリン』(ミュージカル・映画「キャバレー」の原作)で名声を博す。46年、アメリカ国籍取得。71年に本書を刊行。その他の作品に『いかさま師ノリス』『シングルマン』など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 20世紀初頭の英国。絵と本の好きな男女が恋をして結婚。息子たちとの睦まじい暮らしは、第一次大戦での父の戦死によって破られる。70年間、日記を書き続けた母。戦地から妻に宛てて手紙を送り続けた父。両親の闊達な文章を、イシャウッドが編集した1冊。
要旨 母の日記と父の手紙が織りなす英国のある家族のタペストリー。小説家クリストファー・イシャウッド(1904‐1986)の母キャスリーンは、ワイン製造業を営む裕福な家に生まれた快活な女性で、91歳で没するまで70年に亘って日記を書きつづけた。貴族の次男で軍人の父フランクは、ピアノと歌がうまく、塹壕で編みものをするような自由な気質の人だった。絵と本が好きな彼らは、息子二人とともに田園の屋敷で睦まじい暮らしを送っていたが、1915年、フランクが第一次世界大戦の激戦地、ベルギーのイーペルで消息を絶つ―。本書は、克明に記された母キャスリーンの日記と、父フランクが妻に宛てた手紙を長男のイシャウッドが編集し、丹念に読み解いたものである。親族間のあれこれや、老年までイシャウッド家に仕えた乳母を含む家族の回想録であると同時に、地主階級の暮らしのディテールや流行りの芝居、ヴィクトリア女王のダイヤモンド・ジュビリー(即位60年記念)、初の英仏横断飛行、婦人参政権運動、アイルランド問題など、ヴィクトリア朝末期から第一次世界大戦後までをつぶさに描いた英国社会史ともなっている。
ISBN(13)、ISBN 978-4-10-507281-0   4-10-507281-1
書誌番号 1113978009

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 933/イ 一般書 利用可 - 2072734087 iLisvirtual
公開 Map 933/イ 一般書 利用可 - 2073013413 iLisvirtual