種と文化の境界を問い直す --
鵜飼哲 /編著   -- 勁草書房 -- 2022.6 -- 22cm -- 328,3p

資料詳細

タイトル 動物のまなざしのもとで
副書名 種と文化の境界を問い直す
著者名等 鵜飼哲 /編著  
出版 勁草書房 2022.6
大きさ等 22cm 328,3p
分類 902.09
件名 動物-文学上
著者紹介 一橋大学名誉教授。専門はフランス文学・思想、ポスト植民地文化論。著書に『抵抗への招待』(みすず書房、1997年)、『応答する力──来るべき言葉たちへ』(青土社、2003年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:動物から世界へ 村上克尚著. 小説という名の箱舟のなかで 中井亜佐子著. はざまからまなざす 呉世宗著. イスタンブルの野良犬たち カトリーヌ・パンゲ著 鵜飼哲訳. 〈動物-寓話〉の生成変化 フランソワ・ビゼ著 鵜飼哲訳. 比較から近接地帯へ 申知瑛著 金友子訳. 性-種-資本-軍事主義の共謀と動物の場所 シムアジョン著 シムアジョン共訳 イママサハジメ共訳. 媒介される身体たち 新城郁夫著. 「アジア的身体」と動物たち 鵜飼哲著. わたしたちのナラティヴをテリトリーから放つ、鳥たちとともに ヴァンシアーヌ・デプレ著 森元庸介訳. ヴァンシアーヌ・デプレとの対話 ヴァンシアーヌ・デプレ述 フランソワ・ビゼ聞き手 森元庸介訳
内容紹介 歴史と文学に刻まれた人間と動物たちの遭遇の痕跡。そこからは過酷な暴力に晒された動物たちからの呼びかけに、さまざまな文化圏で人間が試みた多様な応答が浮かび上がる。人間と他の動物たちの近接性の再考を試みた国際共同研究の記録。
要旨 ユートピアでもディストピアでもない、歴史と文学に刻まれた人間と動物たちの遭遇の痕跡。そこからは過酷な暴力に晒された動物たちの呼びかけに、さまざまな文化圏で人間が試みた多様な応答が浮かび上がる。人間中心的に構築された既成概念のかなたで、人間と他の動物たちの近接性の再考を試みた国際共同研究の記録。
目次 第1部 動物のまなざしのもとにおける文学(動物から世界へ―津島佑子「真昼へ」におけるアイヌの自然観との共鳴;小説という名の箱舟のなかで―『ロビンソン・クルーソー』と『フォー』における動物たち;はざまからまなざす―金石範「鴉の死」における主体・状況・言葉そして動物);第2部 動物たちと文化の境界を通過する(イスタンブルの野良犬たち―都市での人間/動物共生の物語;“動物‐寓話”の生成変化);第3部 軍事的暴力と動物たち(比較から近接地帯へ―専有された労働と非/人間動物の逃亡;性‐種‐資本‐軍事主義の共謀と動物の場所―クィア的観点から奪還可能な未来を問う;媒介される身体たち―沖縄文学のなかの蟹をめぐって;「アジア的身体」と動物たち―種と文化の境界に「隠された伝統」を探る);第4部 鳥として住まう(わたしたちのナラティヴをテリトリーから放つ、鳥たちとともに;ヴァンシアーヌ・デプレとの対話)
ISBN(13)、ISBN 978-4-326-10306-5   4-326-10306-X
書誌番号 1113978496

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