大正期翻訳オペラの興行・上演・演劇性 --
中野正昭 /著   -- 森話社 -- 2022.6 -- 22cm -- 571p

資料詳細

タイトル ローシー・オペラと浅草オペラ
副書名 大正期翻訳オペラの興行・上演・演劇性
著者名等 中野正昭 /著  
出版 森話社 2022.6
大きさ等 22cm 571p
分類 766.1
件名 オペラ-日本-歴史-大正時代
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1971年、福岡県生まれ。明治大学大学院文学研究科演劇学専攻博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。専門は日本近現代演劇、演劇世相史、大衆文化論。早稲田大学坪内博士記念演劇博物館助手、同博物館招聘研究員などを経て、2022年より淑徳大学人文学部表現学科教授。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序章. ローヤル館. ローシー・オペラの興行展開. ローシー・オペラ『椿姫』のリブレット. オペラという見世物. オペラ座と小松耕輔. 浅草オペラの台本. 喜歌劇『チョコレート兵隊』. 大歌劇『ファウスト』. 歌劇『椿姫』. 浅草の女優と宝塚の少女. 澤モリノの足跡と物語. 終章
内容紹介 大正期のオペラ受容は、翻訳オペラ・オペレッタを中心とする興行化の時代だった。本格オペラを掲げた外国人ローシー、大衆が熱狂した浅草オペラ、それらのライバルと目された宝塚少女歌劇。新資料をもとに、大正期の翻訳オペラの実態を検証する。
要旨 大正期のオペラ受容は、翻訳オペラ・オペレッタを中心とする興行化の時代だった。本格オペラを掲げたローシー、大衆が熱狂した浅草オペラ、それらのライバルと目された宝塚少女歌劇。本書では、台本をはじめとする新資料をもとに、大正期の翻訳オペラの実態を、興行・上演の観点から検証する。
目次 第1部 ローシー・オペラとローヤル館(ローヤル館―日本最初のオペラ専門館;ローシー・オペラの興行展開;ローシー・オペラ『椿姫』のリブレット);第2部 浅草オペラの環境(オペラという見世物―浅草オペラと観物場興行;オペラ座と小松耕輔―“日本館時代”再考);第3部 台本による浅草オペラの上演分析(浅草オペラの台本―「小松耕輔浅草オペラ関連資料」をもとに;喜歌劇『チョコレート兵隊』―翻訳オペレッタと“ダイジェスト版”;大歌劇『ファウスト』―グランド・オペラ上演の試み;歌劇『椿姫』―浅草オペラの“演劇性”);第4部 歌劇女優という存在(浅草の女優と宝塚の少女―浅草オペラ雑誌に見る宝塚少女歌劇;澤モリノの足跡と物語―浅草オペラ時代を中心に);資料(翻刻 ローシー・オペラ『椿姫』リブレット;翻刻 オペラ座『チョコレート兵隊』台本;翻刻 オペラ座『椿姫』検閲台本(浅草興行用))
ISBN(13)、ISBN 978-4-86405-171-2   4-86405-171-2
書誌番号 1113979747
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113979747

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