日韓問題-対立から対話へ --
朴裕河 /著   -- 毎日新聞出版 -- 2022.7 -- 19cm -- 317p

資料詳細

タイトル 歴史と向き合う
副書名 日韓問題-対立から対話へ
著者名等 朴裕河 /著  
出版 毎日新聞出版 2022.7
大きさ等 19cm 317p
分類 319.2101
件名 大韓民国-外国関係-日本
注記 文献あり 年表あり
著者紹介 1957年、韓国ソウル生まれ。韓国・世宗大学校国際学部教授。慶應義塾大学文学部国文科卒業、早稲田大学大学院で日本文学を専攻し、博士課程修了。専門は日本近代文学。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 日韓の歴史問題は、なぜ解決の糸口さえも見出せないのか。対立の原因や背景を分析し、関係改善を提言。国家間の関係修復を諦めることなく、次世代のために和解の道を探る1冊。「「慰安婦」「徴用工」問題 関連年表」を付す。
要旨 アジア・太平洋賞特別賞&石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞受賞。日韓騒然のベストセラー『帝国の慰安婦』著者、最新刊。対立の原因や背景を分析し、関係改善を提言する比類なき書。
目次 第1章 冷戦崩壊と日韓関係(過去30年で形成された「責任逃れの日本」の背景;時代とともに変わりうる「ファクト」;日韓基本条約をめぐる日韓の認識はなぜすれ違うのか;歴史の司法化と元徴用工判決);第2章 元徴用工訴訟問題(朝鮮人徴用とは何だったのか;日韓社会から忘却された心身の「牢獄」;日本側敗訴の元徴用工判決の陰に「日韓併合不法論」;元徴用工裁判での判決が国内世論を動かした;分かれた韓国の司法判断、政治解決さえ困難に;1960年代の思考で「今」が拘束されていいのか);第3章 慰安婦問題(慰安婦問題裁判自体を無効とした日本政府の対応を問う;慰安婦問題の責任を「日本」「国家」だけに集中させた判決の問題点;国家の利益、国家の都合で動員される女性たち;「正義」に抑圧され、声出せぬまま亡くなった被害者に思いを;運動と研究の結果、被害者中心主義から代弁者中心主義へ;欧米の認識を形作った北朝鮮の慰安婦証言;あるべき「記憶継承」のため、ともに考える日を求めて;今必要なのは、ここ30年の歴史との向き合い方の検証);第4章 日韓併合・日韓協定(歴史問題の「法」解決を下支えした植民地支配不法の論理;歴史が賠償のための手段だけに終わっていいのか;未来を作るのは過去ではなく、今ここにいる私たち;日本にとって朝鮮半島とは防波堤なのか?);第5章 歴史との向き合い方(構造を打破するための試みはどうなされるべきか;和解を成し遂げるために日韓がなすべきこととは;新たな日韓関係を築くために私たちができること)
ISBN(13)、ISBN 978-4-620-32745-7   4-620-32745-X
書誌番号 1113979748

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