学問史におけるヴェーバー資本主義論 -- MINERVA人文・社会科学叢書 --
竹林史郎 /著, 田村信一 /訳, 山田正範 /訳   -- ミネルヴァ書房 -- 2022.7 -- 22cm -- 434,79p

資料詳細

タイトル 歴史学派とドイツ社会学の起原
副書名 学問史におけるヴェーバー資本主義論
シリーズ名 MINERVA人文・社会科学叢書
著者名等 竹林史郎 /著, 田村信一 /訳, 山田正範 /訳  
出版 ミネルヴァ書房 2022.7
大きさ等 22cm 434,79p
分類 331.5
件名 歴史学派(経済学) , 社会学-ドイツ-歴史
個人件名 ヴェーバー,マックス
注記 原タイトル:Die Entstehung der Kapitalismustheorie in der Grundungsphase der deutschen Soziologie
注記 文献あり 索引あり
注記 日経・経済図書文化賞(2023年66回)
著者紹介 【竹林史郎】1954年香川県生まれ。1981年慶應義塾大学大学院社会学研究科修士課程修了。1982年慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程入学。2000年博士論文をビーレフェルト大学社会学部に提出し、2001年、最優秀の成績で合格。2001年以降ビーレフェルト大学社会学部研究臨時補助員を経て、現在ヘアフォルドとレーネの公共教育施設で日本語を教えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 本書はドイツ社会学の黎明期における資本主義論、とりわけマックス・ヴェーバーのそれが成立する過程を探る。同時代の著述家たちの膨大な文献を渉猟して、従来曖昧であった歴史学派から初期社会学へと至る道筋を実証的に跡付け、ヴェーバーやゾンバルトの資本主義論がいかなる学問史的文脈に立脚するかを解き明かしている。ドイツにおいて高い評価を得た日本人研究者による、ドイツ社会学の起原に迫る労作。
目次 第1部 シュモラー、ブレンターノ、ビューヒャーの歴史的国民経済学(一八九〇年前後におけるドイツ国民経済学「歴史学派」の学問的状況;ブレンターノの一八八八年および一八八九年の就任講演;シュモラーの一八九〇年前後の連載論文;ビューヒャーの段階論;ビューヒャー段階論研究をめぐる論争);第2部 ゾンバルトとヴェーバーの「社会科学」(二〇世紀初頭におけるゾンバルトとヴェーバーの学問的立場;ゾンバルトの一九〇二年の資本主義論;ヴェーバーの一九〇四・〇五年における方法論と歴史的研究;ゾンバルトとヴェーバーにおける「資本主義」理論);第3部 国民経済学「新歴史学派」から初期ドイツ社会学へ(歴史的国民経済学の理論化;社会科学・社会経済学・社会学;国民経済学と社会学の起原)
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-08869-0   4-623-08869-3
書誌番号 1113979854

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 331.5 一般書 利用可 - 2072890046 iLisvirtual