明治十四年の大隈追放と五代攻撃の謎に迫る --
末岡照啓 /著   -- ミネルヴァ書房 -- 2022.7 -- 20cm -- 271,14p

資料詳細

タイトル 五代友厚と北海道開拓使事件
副書名 明治十四年の大隈追放と五代攻撃の謎に迫る
著者名等 末岡照啓 /著  
出版 ミネルヴァ書房 2022.7
大きさ等 20cm 271,14p
分類 210.63
件名 日本-歴史-明治時代
個人件名 五代 友厚
注記 文献あり 年表あり 索引あり
著者紹介 住友史料館研究顧問(前副館長)。元広瀬歴史記念館名誉館長。1955年長崎県に生まれる。78年國學院大學文学部史学科卒業。著作に『住友近代史の研究』(共著、ミネルヴァ書房)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 官有物の払下げを出願したとされる五代は、不当に安く払下げを受けたものと批判されたが、それは事実なのか?新聞記事だけでなく、一次史料によって開拓使官有物払下げ事件の推移を、洗い直すとともに、大隈重信が追放された明治14年の政変の謎にも迫る。
要旨 大阪発展の恩人、五代友厚の汚名を晴らす。明治十四年に官有物の払下げを出願したとされる五代は、不当に安く払下げを受けたものと激しく批判され、後世「政商」呼ばわりをされるに至った。果たしてそれは事実なのか?本書では、当時の新聞記事だけでなく、一次史料によって五代の汚点とされる開拓使官有物払下げ事件が、どのような経緯で推移したのかを、洗い直すとともに、大隈重信が追放された明治十四年の政変の謎にも迫る。
目次 開拓使官有物事件と誤報の連鎖;五代友厚と広瀬宰平の生きた時代;大隈財政下の直貿易論;大隈財政の危機と五代の助言;黒田清隆と北海道開拓使;熱海会議と関西貿易社の設立;広瀬宰平の東北・北海道視察;開拓使払下げ問題の推移;開拓使払下げ問題の検証;大隈財政の挫折と開拓使問題;五代友厚と広瀬宰平の意見対立;明治十四年の政変と開拓使事件の真相;開拓使廃止と関西貿易社の解散;開拓使後の北海道と官業払下げ;国益をめざした五代友厚
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-09422-6   4-623-09422-7
書誌番号 1113980201
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113980201

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