岡田裕成 /編   -- 三元社 -- 2022.6 -- 22cm -- 324,8p

資料詳細

タイトル 帝国スペイン 交通する美術
著者名等 岡田裕成 /編  
出版 三元社 2022.6
大きさ等 22cm 324,8p
分類 702.36
件名 美術-スペイン-歴史 , 東洋と西洋
注記 欧文タイトル:ART IN THE SPANISH EMPIRE
注記 索引あり
著者紹介 大阪大学教授。「《レパント戦闘図屏風》-主題同定と制作環境の再検討」(『香雪美術館研究紀要』2号、2019年)により第32回國華賞。スペインと植民地時代アンデス、メキシコの美術、アジア太平洋における美術の交通について研究。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序 岡田裕成著. 大モスクから大聖堂へ 伊藤喜彦著. 中世アンダルス美術の遺産 マリア・J・フェリシアノ著. 「キリストの戦士」としてのサンティアゴ・マタモロスと拡大するイスパニア世界 久米順子著. 帝国スペインにおけるタピスリー 今井澄子著. ポンペオ・レオーニとスペイン 松原典子著. エル・グレコ、裸体表現の再検討 パクジョンホ著. マドリード王宮のインカ王像 岡田裕成著. 新大陸アメリカにもたらされたアジアの「屏風/ビオンボ」 アルベルト・バエナ・サパテロ著. 大海洋を渡った日本の蒔絵螺鈿 川村やよい著
内容紹介 イベリア半島の中世の記憶と、ヨーロッパ各地の版図を包摂しつつ、新大陸アメリカ、アジア太平洋にも広がった、ハプスブルク・スペインの世界帝国。多様な文化の相互作用を深く刻み込んだ「交通する美術」を視座に、新たな知見を示す。
要旨 イベリア半島の中世の記憶と、ヨーロッパ各地の版図を包摂しつつ、新大陸アメリカ、アジア太平洋にも広がった、ハプスブルク・スペインの世界帝国。かつては遭遇することのなかった人、モノ、情報の往来する回路が開かれ、美術作品も、歴史と地理の座標上を縦横に行き交うことになった。多様な文化の相互作用を深く刻み込んだ「交通する美術」を視座に国内外9人の研究者が示す最新知見。
目次 1 中世との接続(大モスクから大聖堂へ―中世イベリア半島キリスト教都市におけるイスラム建築遺産とその変容;中世アンダルス美術の遺産―その存在と不在を読み解く;「キリストの戦士」としてのサンティアゴ・マタモロスと拡大するイスパニア世界);2 ハプスブルク・スペインとヨーロッパ(帝国スペインにおけるタピスリー―ネーデルラント総督マリアの仲介と「ブランド」の形成をめぐって;ポンペオ・レオーニとスペイン―エル・エスコリアル修道院聖堂主祭壇衝立の“磔刑”群像をめぐって;エル・グレコ、裸体表現の再検討―クレタからスペインへ);3 世界帝国の美術(マドリード王宮のインカ王像―イメージのグローバルな交通と世界帝国の表象;新大陸アメリカにもたらされたアジアの「屏風/ビオンボ」―その流通と影響;大海洋を渡った日本の蒔絵螺鈿―マニラ、メキシコ、スペイン)
ISBN(13)、ISBN 978-4-88303-550-2   4-88303-550-6
書誌番号 1113980216
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113980216

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 702.3 一般書 利用可 - 2074017595 iLisvirtual