歴史記述における〈私〉 -- ポイエーシス叢書 --
エンツォ・トラヴェルソ /著, 宇京賴三 /訳   -- 未來社 -- 2022.6 -- 20cm -- 185p

資料詳細

タイトル 一人称の過去
副書名 歴史記述における〈私〉
シリーズ名 ポイエーシス叢書
著者名等 エンツォ・トラヴェルソ /著, 宇京賴三 /訳  
出版 未來社 2022.6
大きさ等 20cm 185p
分類 201
件名 歴史学 , 自叙伝
注記 原タイトル:PASSES SINGULIERS
著者紹介 【エンツォ・トラヴェルソ】1957年、イタリアのガヴィに生まれ、ジェノヴァ大学で現代史を修める。1985-89年、フランス政府給費留学生としてパリに滞在。パリの社会科学高等研究院で、社会主義とユダヤ人問題に関する論文で博士号を取得。ナンテール―パリ第10大学の国際現代文献資料館研究員となり、サン・ドゥニ―パリ第8大学や社会科学高等研究院で社会学を講ずる。ピカルディ・ジュール・ヴェルヌ大学教授を経て、現在コーネル大学教授。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 歴史は徐々に一人称で書かれるようになってきた。歴史家は過去を再構成することに満足できなくなり、解釈するようになる。それ以来、自身を語るようになった。この主観主義の創造的可能性、政治的曖昧さ、内在的限界などを問いかける。
要旨 この近年、もうひとつの敷居が越えられた。すなわち、われわれは歴史家の自伝から主観主義的な歴史記述の新形式に移ったのである。今日、増え続ける、自伝ではない多くの著作は重要な書き手の主人公化という次元を備えており、まるで歴史は、それをつくる者のみならず、またとくにそれを書く者の内在性をさらさずには書かれないかのようである。
目次 序章;第1章 三人称で書くこと;第2章 客観性の罠;第3章 歴史的エゴ;第4章 語り手“私”の小目録;第5章 方法論;第6章 モデル:映画と文学のあいだの歴史;第7章 歴史とフィクション;第8章 現在主義
ISBN(13)、ISBN 978-4-624-93286-2   4-624-93286-2
書誌番号 1113980484
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113980484

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