光文社新書 --
長山靖生 /著   -- 光文社 -- 2022.7 -- 18cm -- 322p

資料詳細

タイトル 萩尾望都がいる
シリーズ名 光文社新書
著者名等 長山靖生 /著  
出版 光文社 2022.7
大きさ等 18cm 322p
分類 726.101
個人件名 萩尾 望都
注記 文献あり
著者紹介 1962年茨城県生まれ。評論家。歯学博士。鶴見大学歯学部卒業。歯科医の傍ら執筆活動を行う。96年『偽史冒険世界』(筑摩書房、後にちくま文庫)で第10回大衆文学研究賞受賞。2010年『日本SF精神史』(河出ブックス)で第41回星雲賞、第31回日本SF大賞を受賞。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 時代の先端で新たな普遍的表現を切り拓いてきた萩尾望都。萩尾作品の鑑賞と、その活躍の軌跡、また小松左京や橋本治をはじめ「誰がどう萩尾作品を論評してきたか」を通して魅力を存分に伝えるとともに、戦後社会がまだ達成できていない希望を見つめ直す1冊。
要旨 『ポーの一族』『トーマの心臓』『11人いる!』『イグアナの娘』…1949年生まれの萩尾望都。大島弓子、山岸凉子ら革新的な少女漫画家の中でも常に筆頭に挙げられ、50年以上にわたり時代の先端で新たな普遍的表現を切り拓いてきた。SF評論家である著者にとって萩尾望都は、まず美しく繊細な少女や少年の描き手であり、SF作家であり、自由と対等と共生の模索者である。戦後日本が唱えつつも未だ意識改革できていない課題―ジェンダー、多様性、親子関係等々について、その理想を失わず更新させ続けた表現者だ。本書では萩尾作品そのものの鑑賞と、その活躍の軌跡、また小松左京や橋本治をはじめ「誰がどう萩尾作品を論評してきたか」を通して魅力を存分に伝えるとともに、戦後社会がまだ達成できていない希望を見つめ直す。
目次 第1章 双子と自由とユーモアと―踊るように軽やかな表現の奥に;第2章 美しい宇宙、孤独な世界―萩尾SFが求める多様性社会;第3章 少年と永遠―時よ止まれ、お前は美しい;第4章 大泉生活の顛末と心身の痛み―少女漫画史再考1;第5章 「花の二四年組」に仮託されたもの/隠されたもの―少女漫画史再考2;第6章 SF少女漫画の夜明け―先人たちの挑戦と萩尾望都の躍進;第7章 次元と異界の詩学―漫画で拓いたSFの最先端;第8章 親と子、その断絶と愛執―母娘問題の先取り;第9章 ふたたび、すべてを―私たちが世界と向き合うための指針として
ISBN(13)、ISBN 978-4-334-04620-0   4-334-04620-7
書誌番号 1113980807
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113980807

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