評伝陀田勘助 --
吉田美和子 /著   -- 共和国 -- 2022.6 -- 19cm -- 373p

資料詳細

タイトル ダダ・カンスケという詩人がいた
副書名 評伝陀田勘助
著者名等 吉田美和子 /著  
出版 共和国 2022.6
大きさ等 19cm 373p
分類 911.52
個人件名 陀田 勘助
注記 文献あり
著者紹介 1945年、岩手県生まれ。東北大学文学部国文科卒業。著書に、『単独者のあくび――尾形亀之助』(木犀社、2010)、『宮沢賢治――天上のジョバンニ・地上のゴーシュ』(小沢書店、1997、第十三回岩手日報文学賞賢治賞受賞)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 関東大震災前後に鮮烈なアナキスト詩人としてデビューしながら、共産主義に転向。29歳で獄死を遂げた陀田勘助の伝記。前衛詩人たちとの交流から、獄中での虐殺説が根強い謎の死にいたる、その短い生涯に肉薄する。
要旨 ダダを名乗った唯一の詩人としてデビューしながら、29歳で謎の獄死を遂げたアナーキスト詩人の劇的な生涯。筆名と詩を捨ててマルクス主義に転向。そして早すぎる獄死にいたるまで、謎の多い生涯に肉薄する初の評伝
目次 島に居る岡本潤と俺の肖像;「同志山忠」とは誰か;陀田勘助の出発と雑誌『種蒔く人』;詩誌『鎖』創刊;関東大震災―亀戸事件と陀田勘助;震災後を生きる;岡本潤と陀田勘助―『マヴォ』における呼応;ギロチン社事件と『黒旗』―アナキスト山本勘助の模索;復興局の土木人夫―『反政党運動』時代;アナ・ボルのわかれ―詩人たちの訣別;プロレタリア美術展覧会と『同志山忠の思い出』;検挙のあとさき;獄窓の春、その死
ISBN(13)、ISBN 978-4-907986-59-9   4-907986-59-9
書誌番号 1113980978
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113980978

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