棚橋正博 /著   -- ぺりかん社 -- 2022.7 -- 22cm -- 395p

資料詳細

タイトル 吉原と江戸ことば考
著者名等 棚橋正博 /著  
出版 ぺりかん社 2022.7
大きさ等 22cm 395p
分類 818.361
件名 日本語-方言-東京都-歴史 , 吉原遊廓-歴史
注記 索引あり
著者紹介 昭和22年(1947)秋田県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科(日本文学専攻)博士課程(前期)修了。博士(文学)早大。専攻・日本近世文学。著書に『山東京伝の黄表紙を読む 江戸の経済と社会風俗』(ぺりかん社)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 「提灯を付ける」「いざこざ」「てこずる」…。現代でも使われている吉原生まれのさまざまな江戸ことばの由来を、山東京伝の戯作を中心に、当時の経済、政治、社会を参照し、風俗や習慣の理解のうえで考察する。
要旨 いまでもつかわれている江戸ことばの由来を考察しながら、江戸の経済や政治、そして吉原の成り立ち、風俗や習慣についてひと通り分かる。江戸の「通」になること間違いなし。
目次 現代も株世界で生きる「提灯を付ける」と江戸の遊里語「付き馬」;江戸言葉「いざこざ」「いさくさ」と遊廓吉原;山東京伝などの文学作品にみえる江戸の「いざこざ」と上方の「いざこざ」;「いざこざ」は江戸生まれで「いざ」は略語の本場吉原生まれ;近世語「いき」「すい」「つう」「やぼ」と「ありがとう」の略語「ありが」;江戸の吉原言葉であった「気ざわり」「きざ」と「ざんす」;「泥」にまつわる江戸語と上方語にみる「ごみ」から「泥臭い」;「泥」の意味はゴミから離れ「泥臭い」「泥棒」「泥町」へと拡がる;「泥」「泥町」と呼ばれた京都伏見や江戸吉原の遊廓に資本は動く;遠山金四郎景元が株仲間解散で経済破綻する商業資本主義;借金棒引きの棄捐令による経済混乱の世相では流行語や言葉は生まれない;商業資本主義社会で札差が支えた遊廓の興亡と流行語;金の世界の廓町を客と人情本読者たちはどう見ていたか;「いさくさ」と「いざこざ」再考、江戸小説に見る江戸訛り;「チャキチャキ」は江戸生まれでなく上方語;江戸生まれで現代も使われている「てこずる」
ISBN(13)、ISBN 978-4-8315-1620-6   4-8315-1620-1
書誌番号 1113981077

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 3階一般調査 818.3 一般書 貸出中 - 2072778599 iLisvirtual
公開 Map 818 一般書 利用可 - 2074128532 iLisvirtual