ものと人間の文化史 --
杉山一夫 /著   -- 法政大学出版局 -- 2022.7 -- 20cm -- 351,5p

資料詳細

タイトル 玉ころがし
シリーズ名 ものと人間の文化史
著者名等 杉山一夫 /著  
出版 法政大学出版局 2022.7
大きさ等 20cm 351,5p
分類 798
件名 遊戯-歴史
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1950年、横須賀市生まれ。1972年、若江漢字・栄〓夫妻に銅版画の手ほどきを受ける。以後独学で内外の国際展に出品。アンダーワールドの女性たちを描き、1982年、日本版画協会奨励賞受賞。2020年6月、パチンコ誕生博物館をオープンする。現在、日本版画協会会員、日本美術家連盟会員。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 さまざまな文人たちによって記録された遊技「玉ころがし」とは何か。江戸末期、香具師の露天営業で流行し、「ジャパニーズ・ローリング・ボール」としてアメリカへ伝播し、かたちを変え今日まで継承される。幻の遊技の歴史をたどる。
要旨 失われた遊技を思い出す。明治初期、香具師の露天営業で流行し、「ジャパニーズ・ローリング・ボール」として興行師とともに国外へ伝播し、「スキー・ボール」にかたちを変えて今日まで継承される。「もの」と「人間」の移動によって発展し、消えていった幻の遊技の通史。
目次 ビリヤード(玉突き)とバガテール(玉ころがし)の起源;江戸末期、バガテールが玉ころがしとなる;明治一一年、玉ころがし、新聞初登場;木村荘八『東京の風俗』の玉ころがし;明治一五年五月、玉ころがし営業に警察の鑑札;尾崎紅葉『紫』の玉転がし;明治二九年、櫛引弓人が玉ころがしをアメリカへ;明治三四年、片山潜『渡米案内』;米国の玉ころがし、台湾の玉ころがし、朝鮮の玉突き;明治三七年、セントルイス万博の玉ころがし;永井荷風と田村松魚の玉ころがし;明治四〇年、前田河広一郎の玉ころがし;明治四〇年、「スキー・ボール」発明さる!;日米の玉ころがし特許と大正五年のスキー・ボール改良特許;大正一〇年、中山岩太夫妻、ライビーチで玉ころがし;大正一〇年、めりけんじゃっぷ、長谷川海太郎の玉ころがし;排日移民法下の玉ころがしとスキー・ボール;「浅草紅團」の射的、玉ころがし、パチンコ;松屋スポーツランドのスキイ・ボオリング;真珠湾攻撃、玉ころがし消える;戦後のパチンコと玉ころがし;昭和三三年、最後の玉ころがし
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-21881-1   4-588-21881-6
書誌番号 1113983596
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113983596

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