谷口眞子 /著   -- 吉川弘文館 -- 2022.8 -- 22cm -- 425,24p

資料詳細

タイトル 葉隠〈武士道〉の史的研究
著者名等 谷口眞子 /著  
出版 吉川弘文館 2022.8
大きさ等 22cm 425,24p
分類 156
件名 葉隠
個人件名 山本 常朝
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1960年 大阪府に生まれる。2000年 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程史学(日本史)専攻満期退学。現在、早稲田大学文学学術院教授、博士(文学)。著書に『赤穂浪士の実像』(吉川弘文館)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:創られた葉隠像の解体に向けて. 山本常朝の略歴と葉隠の奉公観. 山本常朝の古今伝授奉公. 歴代藩主へ提出した常朝の意見・異見・諫言. 葉隠成立と鍋島直茂百回忌. 明治~昭和初期の葉隠抄本・全集本の刊行. 一九三○年代の佐賀における葉隠の顕彰と学校教育. 一九三○年代の日本における葉隠の普及過程. 日本精神としての葉隠. テクストとしての葉隠と書物としての『葉隠』
内容紹介 日本史・日本思想史・日本文学にまたがる領域横断的方法から、葉隠〈武士道〉300年の歴史に迫り、現代人が無意識のうちに前提としてきた「日本」「武士道」の認識枠組みが、過去の記録・記憶・歴史意識の絶えざる読み替えの結果であることを示す1冊。
要旨 現代人はなぜ、葉隠と言えば「武士道というは死ぬこととみつけたり」を想起するのか。日本史・日本思想史・日本文学にまたがる領域横断的方法から、葉隠“武士道”三〇〇年の歴史に迫り、現代人が無意識のうちに前提としてきた「日本」「武士道」の認識枠組みが、過去の記録・記憶・歴史意識の絶えざる読み替えの結果であることを示す初めての書。
目次 序論 創られた葉隠像の解体に向けて;第1部 葉隠成立の軌跡と山本常朝の奉公観(山本常朝の略歴と葉隠の奉公観;山本常朝の古今伝授奉公―和歌を通じた公家との交流;歴代藩主へ提出した常朝の意見・異見・諌言;葉隠成立と鍋島直茂百回忌―中野家・山本家の危機);第2部 読み替えられていく葉隠―ナショナリズムと郷土愛(パトリオティズム)のはざまで(明治~昭和初期の葉隠抄本・全集本の刊行;一九三〇年代の佐賀における葉隠の顕彰と学校教育―葉隠をめぐる「記憶の場」と「教育の場」;一九三〇年代の日本における葉隠の普及過程;日本精神としての葉隠―戦陣訓発布から特別攻撃隊へ);結論 テクストとしての葉隠と書物としての『葉隠』―言説空間と意味生成のメカニズム
ISBN(13)、ISBN 978-4-642-04351-9   4-642-04351-9
書誌番号 1113985220
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113985220

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 156 一般書 予約受取待 - 2072851482 iLisvirtual