日本仏教史研究叢書 --
亀山光明 /著   -- 法藏館 -- 2022.8 -- 20cm -- 306p

資料詳細

タイトル 釈雲照と戒律の近代
シリーズ名 日本仏教史研究叢書
著者名等 亀山光明 /著  
出版 法藏館 2022.8
大きさ等 20cm 306p
分類 182.1
件名 仏教-日本-歴史-1868~1945 , 仏教-戒律-日本-歴史-1868~1945
個人件名 雲照
著者紹介 1991年熊本県生まれ。大阪大学文学部卒業。東北大学大学院国際文化研究科前期博士課程修了後、同大学後期博士課程を経て、現在プリンストン大学宗教学部博士課程在籍。専門は宗教学(近代日本宗教史)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序. 戒律主義と「国民道徳」論. 戒律の近代. 在家と十善戒. 善悪を超えて. 正法と末法. 旧仏教の逆襲. 越境する持戒僧たち. 近代日本における戒律と国民教育. 成果と課題
要旨 日本史上最後とされる戒律復興運動を展開した真言宗僧・釈雲照は、「精神主義」運動などを評価する歴史観から「近代との対決を拒否した僧」として描かれてきた。だが、それは妥当な理解なのか―。雲照の思想と事績の再検証を通じて、彼が同時代の仏教者たちと同様に近代日本の諸問題に対応すべく「戒律」の再編成を試みていた事実を浮き彫りにし、「戒律の近代」を再考する。
目次 第1章 戒律主義と「国民道徳」論―宗門改革期の釈雲照;第2章 戒律の近代―釈雲照における初期十善戒思想の展開;第3章 在家と十善戒―明治中期における仏教実践の創出に着目して;第4章 善悪を超えて―釈雲照と加藤弘之の「仏教因果説」論争と戒律実践;第5章 正法と末法―釈雲照の戒律復興論とその条件;第6章 旧仏教の逆襲―明治後期における新仏教徒と雲照の交錯をめぐって;第7章 越境する持戒僧たち―釈雲照の朝鮮体験とその意義;第8章 近代日本における戒律と国民教育―日本主義・皇道論を視角として;終章 成果と課題
ISBN(13)、ISBN 978-4-8318-6045-3   4-8318-6045-X
書誌番号 1113990940
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113990940

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