叢書・ウニベルシタス --
レザ・モサイェビ /編, 石田京子 /監訳, 舟場保之 /監訳, 高畑菜子 /訳, 田原彰太郎 /訳, 平出喜代恵 /訳   -- 法政大学出版局 -- 2022.8 -- 20cm -- 455,8p

資料詳細

タイトル カントと人権
シリーズ名 叢書・ウニベルシタス
著者名等 レザ・モサイェビ /編, 石田京子 /監訳, 舟場保之 /監訳, 高畑菜子 /訳, 田原彰太郎 /訳, 平出喜代恵 /訳  
出版 法政大学出版局 2022.8
大きさ等 20cm 455,8p
分類 134.2
件名 人権
個人件名 カント,イマヌエル
注記 原タイトル:KANT UND MENSCHENRECHTE
注記 索引あり
著者紹介 【レザ・モサイェビ】ボーフム・ルール大学高等研究所有期研究員(哲学Ⅰ)。チュービンゲンで博士号を取得後、ハーヴァード大学(アメリカ合衆国)訪問研究員などを務める。主な研究領域は道徳哲学と法哲学、政治哲学の複合領域、メタ倫理学、カント哲学。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:緒論 レザ・モサイェビ著 舟場保之訳. 「生得的権利は唯一である」。カントに人権の哲学はあるか オトフリート・ヘッフェ著 石田京子訳. 人権を根拠づける原理 ゲオルク・モーア著 高畑菜子訳. 人権の根拠としての自律 オリヴァー・センセン著 田原彰太郎訳. カントの法哲学は人間の尊厳を必要とするか アンドレアス・ニーダーベルガー著 舟場保之訳. カント、社会的人権、援助義務 コリーナ・ミート著 クリストフ・バンバウアー著 石田京子訳. カントによる歓待の権利を再生する試み ヘニング・ハーン著 舟場保之訳. 示唆を与える者としてのカント ゲオルク・ローマン著 平出喜代恵訳. カントの法概念とその義務論的基礎 クリストフ・ホーン著 石田京子訳. カントにおける人権の問題 シュテファン・ゴーゼパート著 舟場保之訳. 人間性の権利と人権 アレッサンドロ・ピンツァーニ著 舟場保之訳. 人権の意味と基礎 ライナー・フォアスト著 田原彰太郎訳. 自己要求として自己自身の人権を主張すること レザ・モサイェビ著 石田京子訳
内容紹介 哲学者カントは道徳や政治や法をめぐる著作において、決して現代的な意味での「人権」を思索していたわけではなかった。カント哲学が今日の課題に寄与しうる点を明確にし、齟齬や欠落を生じる難点も摘出することで、倫理学・法哲学の現在を読み直す論文集。
要旨 貧困な戦争の絶えない世界で、いまなお喫緊の実現課題である「人権」。その思想的根拠を与えたとみなされる哲学者カントはしかし、道徳や政治や法をめぐる著作において、決して現代的な意味での「人権」を思索していたわけではなかった。カント哲学が今日の課題に寄与しうる点を明確にするとともに、齟齬や欠落を生じる難点も摘出することで、倫理学・法哲学の現在を読み直す12本の論文集。
目次 1 人権―カントとともに(「生得的権利は唯一である」。カントに人権の哲学はあるか;人権を根拠づける原理―カントにおける内的な法義務という概念;人権の根拠としての自律;カントの法哲学は人間の尊厳を必要とするか;カント、社会的人権、援助義務;カントによる歓待の権利を再生する試み);2 人権―カントなしで(も)(カントの法概念とその義務論的基礎;カントにおける人権の問題;人間性の権利と人権);3 インスピレーションとしてのカント(人権の意味と基礎―カント的構成主義のパースペクティヴ;自己要求として自己自身の人権を主張すること)
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-01147-4   4-588-01147-2
書誌番号 1113991365
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113991365

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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