古典の遺産と中世の新しい息吹きに導かれて --
狩野晃一 /編   -- 悠書館 -- 2022.8 -- 20cm -- 546p

資料詳細

タイトル チョーサー巡礼
副書名 古典の遺産と中世の新しい息吹きに導かれて
著者名等 狩野晃一 /編  
出版 悠書館 2022.8
大きさ等 20cm 546p
分類 931.4
個人件名 チョーサー,ジェフリ
注記 欧文タイトル:An Invitation to Chaucer’s Cosmos
注記 文献あり 著作目録あり 年譜あり 索引あり
著者紹介 駒澤大学大学院人文科学研究科英文学研究科博士課程修了。博士(英米文学)。現在、明治大学農学部准教授。専門は中世英語英文学。翻訳に『シチリア派恋愛抒情詩選』(共訳、論創社、2014)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:チョーサーの生涯 河崎征俊著 狩野晃一著. 『カンタベリ物語』の写本と初期刊本 中尾佳行著 池上忠弘著. チョーサーの英語 池上昌著 堀田隆一著 狩野晃一著. チョーサーと中世ヨーロッパ文学伝統 池上忠弘著 杉藤久志著. 中世ラテン文学とジェフリー・チョーサー 瀬谷幸男著. チョーサーと「フランス文学の伝統」 細川哲士著. 中世フランス文学 横山安由美著. アングロ・ノルマン文学 和治元義博著. 中世イタリア俗語文学とジェフリー・チョーサー 狩野晃一著. 「耐える女」の表象 伊藤亜紀著. 歴史・時代背景 松井倫子著. 14世紀西ヨーロッパの美術作品に見られる“近代性” 佐藤よりこ著. 中世の音楽 石多正男著
内容紹介 チョーサーは、いかにしてイギリス最高峰の詩人になったのか。ヨーロッパ各国の中世文学はもとより、政治や社会、美術や音楽など、様々な分野の探索の成果を道しるべに、チョーサーの人格形成から文学的成熟、そして『カンタベリ物語』にいたる道筋をたどる。
要旨 チョーサーは、いかにしてイギリス最高峰の詩人になったのか―ギリシア・ローマの古典文学に、中世ヨーロッパの文学事情、英仏百年戦争下での宮廷生活、富裕な商人層擡頭の一方で、疫病の流行や飢饉、農民反乱など流動化しはじめた社会経済情況、清新の息吹きをもたらした美術や音楽など、さまざまな分野の研究成果を道しるべに、チョーサーの人格形成から文学的成熟、そして『カンタベリ物語』にいたる道筋を辿る。
目次 第1部 チョーサーと『カンタベリ物語』(チョーサーの生涯;『カンタベリ物語』の写本と初期刊本;チョーサーの英語);第2部 チョーサーとヨーロッパ文学(チョーサーと中世ヨーロッパ文学伝統―チョーサー文学の成立に向かって;中世ラテン文学とジェフリー・チョーサー;チョーサーと「フランス文学の伝統」 ほか);第3部 チョーサーの時代と文化(歴史・時代背景;14世紀西ヨーロッパの美術作品に見られる“近代性”―自然描写と世俗性;中世の音楽 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86582-047-8   4-86582-047-7
書誌番号 1113991628
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113991628

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