変容するアイデンティティ --
広渡清吾 /編, 大西楠テア /編   -- 岩波書店 -- 2022.8 -- 22cm -- 276p

資料詳細

タイトル 移動と帰属の法理論
副書名 変容するアイデンティティ
著者名等 広渡清吾 /編, 大西楠テア /編  
出版 岩波書店 2022.8
大きさ等 22cm 276p
分類 329.9
件名 外国人-法的地位 , 移民法
著者紹介 【広渡清吾】1945年生まれ.京都大学法学部助手を経て,東京大学社会科学研究所教授,ミュンヘン大学客員教授,日本学術会議会長などを歴任.現在,東京大学名誉教授.ドイツ法.『ドイツ法研究-歴史・現状・比較』日本評論社,2016年,『学者にできることは何か-日本学術会議のとりくみを通して』岩波書店,2012年ほか.(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:人・移動・帰属を問い直す 大西楠テア著. 前近代における移動と帰属 佐藤団著. 帰属でなく移動を 瀧川裕英著. 「人・移動・帰属」をフィールドから問い直す 松前もゆる著. 日本の外国人法史における「在留資格」概念の肥大化 小畑郁著. 日本における移民・難民の包摂と排除 長谷川貴陽史著. 出入国管理及び難民認定法〈入管法〉の構造と行政的理解 福山宏著. 外国人の公務就任と国民主権 興津征雄著. 家族関係における複層的法秩序をめぐって 西谷祐子著. 移民受け入れと社会統合 横濱竜也著. 移民の奔流と国民国家 嶋津格著. 国際移住の比較法社会論 広渡清吾著
内容紹介 国境を越えて移動する人々はどこに帰属し、アイデンティティはどう変容するのか。多様化する移動のあり方、移動する人々の権利保障、移動を制御する国内法的・国際法的枠組みを考察し、法学のフロンティアを切り拓く。
要旨 国境を越えた人の移動がいっそう活発になるなかで、移動を制御する国家単位の法制度を問い直し、“移動と帰属の法理論”を確立することが急務となっている。国境を越えて移動する人々はどこに帰属し、アイデンティティはどう変容するのか。多様化する移動のあり方、移動する人々の権利保障、移動を制御する国内法的・国際法的枠組みを考察する。
目次 人・移動・帰属を問い直す;第1部 移動と帰属の基礎的な考察(前近代における移動と帰属;帰属でなく移動を―移動と帰属の規範理論;「人・移動・帰属」をフィールドから問い直す―現代ヨーロッパにおける労働移動とジェンダー・世代);第2部 移民法制の構造分析(日本の外国人法史における「在留資格」概念の肥大化;日本における移民・難民の包摂と排除;出入国管理及び難民認定法(入管法)の構造と行政的理解 ほか);第3部 移動する人と変容するアイデンティティ(家族関係における複層的法秩序をめぐって;移民受け入れと社会統合―シンガポールの「ワーク・パーミット」労働者をめぐって;移民の奔流と国民国家―米国の不法移民問題を中心に);国際移住の比較法社会論―日本とドイツの問題史的考察
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-061555-6   4-00-061555-6
書誌番号 1113992917

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 329.9 一般書 貸出中 - 2073001040 iLisvirtual