差別と宗教の日本史 --
磯前順一 /監修, 吉村智博 /監修, 浅居明彦 /監修   -- 法藏館 -- 2022.9 -- 21cm -- 298p

資料詳細

タイトル シリーズ宗教と差別 第2巻
各巻タイトル 差別と宗教の日本史
著者名等 磯前順一 /監修, 吉村智博 /監修, 浅居明彦 /監修  
出版 法藏館 2022.9
大きさ等 21cm 298p
分類 160.8
件名 宗教 , 社会的差別 , 宗教-日本-歴史 , 社会的差別-日本-歴史
著者紹介 【磯前順一】1961年生まれ。宗教研究・批評理論。博士(文学)。国際日本文化研究センター教授。著書に、『昭和・平成精神史「終わらない戦後」と「幸せな日本人」』(講談社、2019年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:差別と宗教の日本史のために 佐々田悠著 舩田淳一著 関口寛著. 古代日本の罪と穢れ 佐々田悠著. 河原者と非人 片岡耕平著. 神職人 井上智勝著. 神道国教化政策期の神社祭礼と被差別民 吉村智博著. 「祈り」への差別と「祈り」による差別 山本昭宏著. 古代伊勢神宮のハラエと罪・「穢」の特質 西宮秀紀著. 死穢を超越する神 舩田淳一著. 悪神の神性の転回/展開と宗教的主体の生成 河井信吉著. 植民地朝鮮のアマテラス型一神教 青野正明著. 日本の仏教と女性の〈救済〉 吉田一彦著. 律宗と親鸞系諸門流の聖徳太子信仰 後藤道雄著 吉田一彦著. 井上正鐡の教えと“救い” 荻原稔著. 近代社会事業の形成と「救済」観の転換 関口寛著
内容紹介 「聖なるもの」の失墜が差別を生んだのか?前近代・近代をつらぬく宗教と差別の構造を徹底して問い直し、「救済」の不可能性の先に、可能性の余白を読み取ろうとする。歴史の隘路に突破口を探る1冊。
要旨 宗教は、人々を本当に救済してきたか?「救済」と差別の分かちがたい現実を前に、歴史は何を語り得るのか。前近代・近代をつらぬく宗教と差別の構造を徹底して問い直し、「救済」の不可能性の先に、可能性の余白を読みとろうとする新たな試み。歴史の隘路に突破口を探る。
目次 序章 差別と宗教の日本史のために―宗教・前近代・余白;第1部 排除と包摂の力学(古代日本の罪と穢れ;河原者と非人―中世の“排除”されながら“包摂”される人々;神職人―近世の神道系神祇奉仕者をめぐる「聖」と「賎」;神道国教化政策期の神社祭礼と被差別民―近江国における神仏分離と氏子加入;「祈り」への差別と「祈り」による差別―近世から原爆後の長崎における被差別集団をめぐる宗教性と統治について);第2部 秩序と禁忌(古代伊勢神宮のハラエと罪・「穢」の特質―両宮儀式帳を素材に;死穢を超越する神―中世南都律僧の春日信仰に向けて;悪神の神性の転回/展開と宗教的主体の生成―差別・排除を超える構えへの問い;植民地朝鮮のアマテラス型一神教―血族ナショナリズムの観点から);第3部 救済とコスモロジー(日本の仏教と女性の“救済”;律宗と親鸞系諸門流の聖徳太子信仰;井上正鐵の教えと“救い”;近代社会事業の形成と「救済」観の転換)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8318-5722-4   4-8318-5722-X
書誌番号 1113993728

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