非局所性の本質と量子情報科学への応用 --
ニコラ・ジザン /著, 木村元 /訳, 筒井泉 /訳   -- 共立出版 -- 2022.9 -- 21cm -- 206p

資料詳細

タイトル 量子の不可解な偶然
副書名 非局所性の本質と量子情報科学への応用
著者名等 ニコラ・ジザン /著, 木村元 /訳, 筒井泉 /訳  
出版 共立出版 2022.9
大きさ等 21cm 206p
分類 421.3
件名 量子
注記 原タイトル:L’IMPENSABLE HASARD
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【ニコラ・ジザン】量子物理学者、ジュネーヴ大学名誉教授。量子テレポーテーションや量子暗号などの量子情報科学の第一人者であり、量子もつれを中心とした量子力学の基礎に関する研究でも有名。2014年「スイスのノーベル賞」と呼ばれるスイス科学賞受賞。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 量子の世界では、遠く離れた場所にいる2人の同時に投げたさいころが必ず同じ目を出す、という常識的には考えられないことが起こってしまう。しかし、そのような非局所的な相関関係が成り立つのであれば、片方の1人がさいころの出る目を操作することで、どんなに遠く離れた相手にも瞬時に情報を送れてしまう。つまり、光速を超える通信が可能になってしまうのだが、そんなことは本当に実現できるのだろうか。どちらの「非常識」が新しい科学の「常識」となるのか、その鍵を握る量子の本質的な「偶然性」について、量子物理学の第一人者がそれ真髄を丁寧に説明する。アインシュタインを“打ち負かす”実験で知られる物理学者アラン・アスペによる序文を収録。量子論は驚くほど整合的で美しい!
目次 前菜;局所相関と非局所相関;非局所性と真のランダム性;量子複製の不可能性;量子もつれ;実験;応用;量子テレポーテーション;自然は本当に非局所的なのか;非局所性の新しい展開;結論
ISBN(13)、ISBN 978-4-320-03622-2   4-320-03622-0
書誌番号 1113995081

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階自然科学 Map 421.3 一般書 利用可 - 2073038050 iLisvirtual
港北 公開 Map 421 一般書 利用可 - 2073420337 iLisvirtual