“ちょっと変わった”学生とせんせい、一つ屋根の下に暮らして --
Aju /著, 永浜明子 /著   -- ミネルヴァ書房 -- 2022.9 -- 21cm -- 352p

資料詳細

タイトル 発達障がいを生きない。
副書名 “ちょっと変わった”学生とせんせい、一つ屋根の下に暮らして
著者名等 Aju /著, 永浜明子 /著  
出版 ミネルヴァ書房 2022.9
大きさ等 21cm 352p
分類 378.8
件名 広汎性発達障害
注記 文献あり
著者紹介 【Aju】大阪教育大学教育学部卒業。周囲から「なんかちょっと変わっているよね」と言われ、自分自身、どこか大多数の人と違っていると感じながらも、高校卒業まではそれなりに過ごす。しかし、大学進学後、「場」の空気の読めない、教室に入れないなどをはじめとした「生きづらさ」が顕著となり、3回生で「発達障がい」と診断される。つらい現実と向き合う中で永浜先生と出遇い、絵を描くという宝物を手に入れた。下書きをしないで描きあげる作風から、現在は心に残る風景を記憶から描くなど日々新しい自分を発見している。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 偶然出会った教員と学生が、共に暮らして10年余り。学生Aju(あじゅ)は「自閉スペクトラム症」と診断を受ける。悪戦苦闘の日々のなか、ふたりは特性と向き合い数々の「発見」をする。Ajuとせんせいと周囲の人たちが紡ぐ「ひと」と「ひと」との物語。
要旨 親子でもない、きょうだいでもない、…大学の講義で偶然出遭った「ちょっと変わったせんせい」と「ちょっと変わった学生・Aju(あじゅ)」が、ある日をさかいにせんせいの実家で暮らし始めて10年余り。Ajuが22歳の時、突然診断されたのは「自閉症スペクトラム」だった。この得体のしれない「障がい」に翻弄されながら、Ajuとせんせいは対話を重ね、困った特性にもとことん向き合い、特性と仲良くなるための数々の「発見」をしていく。こうしてAjuがAjuらしく生きるために悪戦苦闘する日々の中、Ajuは絵に出会い、ひとに出遭い、自分に出会う。…一歩ずつ一歩ずつ共に歩んだ先に、ふたりに見えたものとは何だったのか?―この本は、「障がいって何なのか?」「特性とどう付き合うか?」などをめぐる当事者からの生きた発信であり、同時に、Ajuとせんせいと周囲の人たちが紡ぐかつてない「ひと」と「ひと」との物語。
目次 第1部 出遇いから今日まで(出遇い―担任の教師と悩む学生として;扉をあけてみましょうか―特性を知る・知らないの選択;卒業。うだうだ。めそめそ。イライラ。そして、脱皮;新たなる世界へ);第2部 特性とゆっくり付き合う(感覚過敏―活動時間を制限する特性たち;ことばとその意味;思考と感情);第3部 私たちは、私たちであっていい(生きづらい日々から;自閉症スペクトラムとは何か―私たちの自閉症スペクトラム;これからの私たち);番外編 私たちの強い味方
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-09252-9   4-623-09252-6
書誌番号 1113995551

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 378.8 一般書 利用可 - 2074018680 iLisvirtual
港北 公開 Map 378 一般書 利用可 - 2075822866 iLisvirtual