蘇る生態系サービス --
清和研二 /著   -- 農山漁村文化協会 -- 2022.9 -- 21cm -- 203p

資料詳細

タイトル スギと広葉樹の混交林
副書名 蘇る生態系サービス
著者名等 清和研二 /著  
出版 農山漁村文化協会 2022.9
大きさ等 21cm 203p
分類 653.4
件名 造林-日本 , 生態系サービス
注記 文献あり
著者紹介 1954年月山の麓で生まれる。北海道大学農学部卒業後、東北大学教授等を経て現在、名誉教授。針葉樹人工林の密度管理の研究に始まり、広葉樹の繁殖戦略、天然林の種多様性創出メカニズム、スギ人工林の混交林化などを研究。著書に『樹は語る』(築地書館)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 拡大造林によって全国隅々まで広がったスギ人工林は生態系サービスを著しく損なっている。それでは生態系サービスを向上させる森林とはどのようなものか。弱度間伐ではなく、強度間伐でこそ生態系サービスが改善することをメカニズムを含めて示していく1冊。
要旨 全国一律のスギ人工林造成は、天然林が元々もっていた生態系サービス(水質浄化、持続的な生産力、洪水や渇水防止、クマを留めおく、など)を大きく後退させている。東北大学のスギ人工林試験地での詳細な比較研究により、混交林化によって本来の森林の機能が回復することを実証的に解明。あわせて天然更新と人工植栽による持続可能な混交林づくりの具体的方法を示す。
目次 スギの林冠に近づく広葉樹―尚武沢試験地の今;1部 蘇る生態系サービス(水質の浄化―きれいな水が飲める;生産力の向上―林冠に転流する大量の窒素;持続する生産力―窒素は巡る;洪水や渇水を防ぐ;クマを山に留める―足ることを知らしめる);2部 スギと広葉樹の混交林をつくる―自分の山でやってみる(目標は地域のスギ天然林;天然更新で混交林を目指す―尚武沢間伐強度試験の20年;人工植栽で混交林をつくる;広葉樹の良質材をつくる―曲がりや太枝を抑制する方法;巨木林を目指す全層間伐―間伐木を利用しながら ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-540-21158-4   4-540-21158-7
書誌番号 1113997750
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113997750

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中央 4階自然科学 653.4 一般書 貸出中 - 2073145743 iLisvirtual