理論で読み直す日本の文学 --
高橋幸平 /編, 久保昭博 /編, 日高佳紀 /編   -- ひつじ書房 -- 2022.8 -- 22cm -- 342,13p

資料詳細

タイトル 小説のフィクショナリティ
副書名 理論で読み直す日本の文学
著者名等 高橋幸平 /編, 久保昭博 /編, 日高佳紀 /編  
出版 ひつじ書房 2022.8
大きさ等 22cm 342,13p
分類 910.26
件名 日本小説
注記 欧文タイトル:Fictionality and the Novel
注記 文献あり
著者紹介 【高橋幸平】同志社女子大学表象文化学部准教授、日本近現代文学。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序-フィクション論の地平 高橋幸平著 久保昭博著 日高佳紀著. フィクションと世界 河田学著 高橋幸平著. フィクションの語法 久保昭博著 日高佳紀著. フィクションと社会 大浦康介著. フィクションの経験 久保昭博著 高橋幸平著. 小説の自意識 大浦康介著. フィクションを生きるために 高橋幸平著. フィクション論として読む「純粋小説論」 黒田大河著. 〈原稿零枚〉のテクスチュアリティ 中村三春著. フィクションを現実にするとき 西田谷洋著. 漱石は猫の後ろに隠れたか 服部徹也著. フィクション論における作者と読者 飯田祐子著. モデルとフィクションの問題系 ホルカ・イリナ著. フィクション共有の慣習と不成立 山本歩著. 戦略としての「実話」 西川貴子著. 虚構契約としての〈手紙〉 笹尾佳代著. 自然主義を超えて 久保昭博著. 大正期視覚メディアとフィクション ボーヴィウ・マリ=ノエル著. 反リアリズムとしての小説 日高佳紀著
要旨 人はなぜ虚構の物語にリアリティを感じるのか。フィクションとファクトの境界はどこに引かれるのか。分析美学の影響下に、ポスト構造主義以降の文学・芸術理論を形成しつつあるフィクション論。欧米の主要な理論的アプローチを概観しながら日本独自の「フィクショナリティ」を照射し、近現代小説の新たな読みを提案する。
目次 第1部 フィクション論の争点(フィクションと世界―指示の理論と可能世界;フィクションの語法―虚構性指標をめぐって;フィクションと社会―契約/違反のパラダイム;フィクションの経験―認知・情動・没入);第2部 フィクション論は日本文学をどう読むか(フィクショナリティの在処;フィクションの作用;交錯する虚実;リアリズムを超えて)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8234-1162-5   4-8234-1162-5
書誌番号 1113998527

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