カシュニッツ短編傑作選 --
マリー・ルイーゼ・カシュニッツ /著, 酒寄進一 /編訳   -- 東京創元社 -- 2022.9 -- 20cm -- 220p

資料詳細

タイトル その昔、N市では
副書名 カシュニッツ短編傑作選
著者名等 マリー・ルイーゼ・カシュニッツ /著, 酒寄進一 /編訳  
出版 東京創元社 2022.9
大きさ等 20cm 220p
分類 943.7
注記 欧文タイトル:SO WAR DAS IN N. UND ANDERE GESCHICHTEN
著者紹介 【マリー・ルイーゼ・カシュニッツ】1901年、ドイツのカールスルーエ生まれ。詩人、小説家。考古学者の夫の任地を転々とし、フランクフルトやローマに滞在。1930年から活動を開始し、詩や小説、ラジオ・ドラマの脚本、エッセイなど多くの領域で活躍した。1955年にビューヒナー賞を、1970年にヘーベル賞を受賞。1974年没。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:白熊. ジェニファーの夢. 精霊トゥンシュ. 船の話. ロック鳥. 幽霊. 六月半ばの真昼どき. ルピナス. 長い影. 長距離電話. その昔、N市では. 四月. 見知らぬ土地. いいですよ、わたしの天使. 人間という謎
内容紹介 ある日突然、部屋の中に巨大な鳥が現れる「ロック鳥」、旅行から帰ったら、自分が死んだと知らせてきた女がいたという話を聞く「六月半ばの真昼どき」。戦後ドイツを代表する女性作家の粋を集めた、本邦初訳7作を含む全15作の短編集。
要旨 兄は船旅に出る妹を見送ったが、それは彼女が乗る予定の船ではなかった。ひと月後、妹から手紙が届く。彼女は、その船では日付も時刻も現在位置も確認できないと書いていた。手紙を読み進めるにつれ、内容はさらに常軌を逸していき…(「船の話」)。ある日突然、部屋の中に謎の大きな鳥が現れる。“わたし”は、なぜか外に出ていかない鳥の正体を突き止めようとするが…(「ロック鳥」)。旅行から帰ったら、自分が死んだとアパートの住人に触れまわった女がいたという奇妙な話を聞かされて…(「六月半ばの真昼どき」)。大都会N市では、死体から蘇生させられた“灰色の者”たちが、清掃や介護などの労働を人間の代わりに行っていた。彼らに生前の記憶は一切なく、恐怖も希望も憎悪も持ち合わせていない。しかしある時、“灰色の者”たちにすさまじい変化が訪れ…(「その昔、N市では」)。日常に忍びこむ奇妙な幻想。背筋を震わせる人間心理の闇。懸命に生きる人々の切なさ。戦後ドイツを代表する女性作家の粋を集めた、全15作の日本オリジナル傑作選!
ISBN(13)、ISBN 978-4-488-01117-8   4-488-01117-9
書誌番号 1113999409

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 943/カ 一般書 貸出中 - 2073217671 iLisvirtual
保土ケ谷 公開 943/カ 一般書 貸出中 - 2073119211 iLisvirtual
山内 公開 Map 943/カ 一般書 利用可 - 2074945891 iLisvirtual