明治新世代と日本のかたち --
ケネス・B・パイル /〔著〕, 松本三之介 /監訳, 五十嵐暁郎 /訳   -- みすず書房 -- 2022.10 -- 20cm -- 277,3p

資料詳細

タイトル 欧化と国粋
副書名 明治新世代と日本のかたち
著者名等 ケネス・B・パイル /〔著〕, 松本三之介 /監訳, 五十嵐暁郎 /訳  
出版 みすず書房 2022.10
大きさ等 20cm 277,3p
分類 311.3
件名 政治思想-日本-歴史-明治時代 , 近代化 , 知識階級-日本-歴史-明治時代
注記 原タイトル:THE NEW GENERATION IN MEIJI JAPAN
注記 講談社学術文庫 2013年刊の朱筆
注記 索引あり
著者紹介 【ケネス・B・パイル】ワシントン大学名誉教授。長年にわたりワシントン大学ヘンリー・M・ジャクソン国際研究所長の任にあり、全米アジア研究所も設立、所長を務める。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 明治維新後、近代国家建設に邁進し西洋文明を急速に吸収する一方で、日本人の自己像は揺らいでいた。それは「欧化か国粋か」の激論を巻き起こし、徳富蘇峰ら民友社と、志賀重昂や三宅雪嶺ら政教社による熱弁は世論を二分した。国を二分した論争の研究書。
要旨 本書は明治中期に国を二分した論争の重要研究であり、アメリカ人研究者が弱冠33歳で書き上げたものである。以来本作は日米で50年にわたり断続的に読み継がれてきた。その名著をここに改めて刊行する。近代世界において日本人であるということは、一体何を意味していたのだろうか?近代国家建設のための西洋文明を急激に吸収する一方で、日本人の自己像は大きく揺らいでいた。それは、明治の初代指導層から見て新世代にあたる青年を中心に「欧化か国粋か」の激論を巻き起こす。日本の完全な欧化を主張したのは徳富蘇峰らの民友社であり、日本の国粋保存を訴えたのは志賀重昂、三宅雪嶺らの政教社であった。国民的な関心を集めたかれらの真摯な激論は、後発的発展社会にとって宿命的なアポリアを解消する可能性を秘めていたのだが―。
目次 序章;第1章 新しい時代;第2章 明治青年と欧化主義;第3章 日本人のアイデンティティをめぐる諸問題;第4章 国民意識の苦悩;第5章 条約改正と民族自決;第6章 精神的保証を求めて;第7章 国民的使命の探求;第8章 戦争と自己発見;第9章 日本の歴史的苦境
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-09544-6   4-622-09544-0
書誌番号 1122000446

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