クィア・フェミニズム批評の可能性 --
岩川ありさ /著   -- 青土社 -- 2022.10 -- 20cm -- 475,5p

資料詳細

タイトル 物語とトラウマ
副書名 クィア・フェミニズム批評の可能性
著者名等 岩川ありさ /著  
出版 青土社 2022.10
大きさ等 20cm 475,5p
分類 910.264
件名 日本文学-歴史-1945~ , 心的外傷 , LGBT , 女性問題
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1980年兵庫県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻博士課程修了。博士(学術)。現在、早稲田大学文学学術院准教授。専攻は、現代日本文学、クィア・スタディーズ、フェミニズム、トラウマ研究。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:トラウマを語ることはできるか?. 境界の乗り越え方. 改稿が示す「奇跡」. 上演された自伝、聴き手たち. クィアな記憶の継承. 「バラカ」から「薔薇香」へ. 変わり身せよ、無名のもの. 記憶と核の時代. 組みかわる物語. 読みなおすこと、回路をつくること. たがいを支えあう言葉の回路. 前未来形の文学. 記憶を伝えるということ. 言葉が生まれ、物語が生まれる
内容紹介 トラウマ的な出来事を経験した人々にとって、文学や文化は生きのびるための表現となりうるのか。現代作家の作品を読み解き、物語を受けとるという営みとは何か、小説と読者が出会うとはどういうことか、自身の経験とときに重ね合わせ文学や文化の力を見出す。
要旨 物語の力を信じる画期的文学論。
目次 トラウマを語ることはできるか?;境界の乗り越え方―多和田葉子『容疑者の夜行列車』論;改稿が示す「奇跡」―李琴峰『独り舞』論;上演された自伝、聴き手たち―古谷田奈月『リリース』論;クィアな記憶の継承―森井良「ミックスルーム」論;「バラカ」から「薔薇香」へ―忘却に抗う虚構の強度をめぐって;変わり身せよ、無名のもの―多和田葉子「献灯使」論;記憶と核の時代―林京子の仕事をめぐって;組みかわる物語―大江健三郎「美しいアナベル・リイ」論;読みなおすこと、回路をつくること―大江健三郎と「憑在論」;たがいを支えあう言葉の回路―岩城けい『さようなら、オレンジ』論;前未来形の文学―小野正嗣『獅子渡り鼻』論;記憶を伝えるということ―多和田葉子における「星座小説」;言葉が生まれ、物語が生まれる
ISBN(13)、ISBN 978-4-7917-7500-2   4-7917-7500-7
書誌番号 1122000484

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瀬谷 公開 Map 910 一般書 利用可 - 2073410170 iLisvirtual