曖昧化する危機言説 -- 中公新書ラクレ --
苅谷剛彦 /著   -- 中央公論新社 -- 2022.10 -- 18cm -- 274p

資料詳細

タイトル オックスフォード大教授が問う思考停止社会ニッポン
副書名 曖昧化する危機言説
シリーズ名 中公新書ラクレ
著者名等 苅谷剛彦 /著  
出版 中央公論新社 2022.10
大きさ等 18cm 274p
分類 304
著者紹介 1955年東京都生まれ。オックスフォード大学社会学科および同大学ニッサン現代日本研究所教授。東京大学大学院教育学研究科修士課程修了、ノースウェスタン大学大学院博士課程修了。Ph.D.(社会学)。東京大学大学院教育学研究科教授等を経て2008年より現職。『教育の世紀』(弘文堂、サントリー学芸賞、増補版・ちくま学芸文庫)など著書多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 従来の日本文化論的思考では、議論が中途半端に終わり、素朴な二項対立に終始しがちとなる。コロナ禍とウクライナ情勢に対する日本の反応に危機感を覚えた著者が、私たちの「わかったつもり」に陥る思考の習性(クセ)を徹底検証した1冊。
要旨 日英を往復する著者は、コロナ禍とウクライナ情勢に対する日本の反応に危機感を覚えた。「鎖国」「自粛」「平和ボケ」といったキーワードで「わかったつもり」に陥っているからだ。従来の日本文化論的思考では、「空気」や「同調圧力」といった言葉で説明・納得し、思考停止してしまう。そのため議論が中途半端に終わり、素朴な二項対立に終始しがちとなる。まずは、私たちの「思考の習性(クセ)」を知ろう。日本の宿年の課題を徹底検証。
目次 第1部 日本とイギリスの境界から(イギリスで過ごしたステイホームの2年間;濃厚接触者のフィールドノート1 帰国そして第1次隔離生活(12月19日~26日);濃厚接触者のフィールドノート2 第2次隔離生活(12月26日~1月3日));第2部 「内向き」日本とコロナ禍・ウクライナ(「自粛の氾濫」から考える日本;人材の「鎖国」―人的資本劣化のサイクル;(アンビバレンス)とともに生きる道―「平和」の知識社会学)
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-150774-7   4-12-150774-6
書誌番号 1122001240
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122001240

所蔵

所蔵は 3 件です。現在の予約件数は 1 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 304/カ 一般書 利用可 - 2073228983 iLisvirtual
公開 304 一般書 予約受取待 - 2073153452 iLisvirtual
山内 公開 304 一般書 貸出中 - 2073258874 iLisvirtual