内陸アラスカのマルチスピーシーズ民族誌 --
近藤祉秋 /著   -- 慶應義塾大学出版会 -- 2022.10 -- 19cm -- 232p

資料詳細

タイトル 犬に話しかけてはいけない
副書名 内陸アラスカのマルチスピーシーズ民族誌
著者名等 近藤祉秋 /著  
出版 慶應義塾大学出版会 2022.10
大きさ等 19cm 232p
分類 382.5394
件名 少数民族-アラスカ州
注記 欧文タイトル:Do not talk to the dog
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 専門:文化人類学、アラスカ先住民研究。博士(文学)。共編著に『食う、食われる、食いあう――マルチスピーシーズ民族誌の思考』(青土社、2021年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:マルチスピーシーズ民族誌へようこそ. ニコライ村への道のり. ワタリガラスのいかもの食い. 犬に話しかけてはいけない. ビーバーとともに川をつくる. 「残り鳥」とともに生きる. カリブーの毛には青い炎がある. コウモリの身内
内容紹介 内陸アラスカ先住民の人々は、動植物や精霊、土地との関係性のなかで息をひそめながら暮らしてきた。「人間」が問い直されている今、彼らの「交感しすぎない」という知恵から「自然との共生」を再考する。
要旨 内陸アラスカではかつて「犬に話しかけてはいけない」という禁忌があった―。本書は、マルチスピーシーズ民族誌と環境人文学の視点から、フィールドワークを通してアラスカ先住民の人々と「自然環境」との関わりを描く。内陸アラスカ先住民の人々は、動植物や精霊、土地との関係性のなかで息をひそめながら暮らしてきた。「人間」が問い直されている今、彼らの「交感しすぎない」という知恵から「自然との共生」を再考する。
目次 第1章 マルチスピーシーズ民族誌へようこそ;第2章 ニコライ村への道のり;第3章 ワタリガラスのいかもの食い―ある神話モチーフを考える;第4章 犬に話しかけてはいけない―禁忌から考える人間と動物の距離;第5章 ビーバーとともに川をつくる―「多種を真剣に受けとること」を目指して;第6章 「残り鳥」とともに生きる―ドムス・シェアリングとドメスティケーション;第7章 カリブーの毛には青い炎がある―デネの共異身体をめぐって;第8章 コウモリの身内―環境文学と人類学から「交感」を考える;おわりに―内陸アラスカ先住民の知恵とは何か?
ISBN(13)、ISBN 978-4-7664-2845-2   4-7664-2845-5
書誌番号 1122002292

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 382.5 一般書 利用可 - 2073182762 iLisvirtual
港北 公開 Map 382 一般書 利用可 - 2075234670 iLisvirtual