分断と対立を乗り越えるために --
辻内琢也 /編著, トム・ギル /編著   -- 明石書店 -- 2022.10 -- 22cm -- 415p

資料詳細

タイトル 福島原発事故被災者苦難と希望の人類学
副書名 分断と対立を乗り越えるために
著者名等 辻内琢也 /編著, トム・ギル /編著  
出版 明石書店 2022.10
大きさ等 22cm 415p
分類 369.36
件名 福島第一原発事故(2011)-被害-福島県
内容 内容:分断と対立の根底にある問題群 辻内〓也著. 慢性状態の急性増悪 辻内〓也著. 突然の追放、突然の富、そして妬みと差別 トム・ギル著. 閉ざされたドア 楊雪著. 日常の苦境、模索する希望 堀川直子著. 福島から自主避難した母親たちのディレンマ アレキサンドル・スクリャール著. 草の根からの「市民」と、国や東電が構築する「市民」 木村あや著. 住宅支援打ち切りへの抗議 レシュケ綾香著. 自主避難者が帰るとき マリー・ヴァイソープト著. 「大熊町の私」から「私の中の大熊町」へ 日髙友郎著 鈴木祐子著 照井稔宏著. 分断と対立を乗り越えるために 平田修三著 金智慧著 辻内〓也著. 苦難と希望の人類学 辻内〓也著
内容紹介 事故から11年。人間が引き起こした災害は戦後最大の「国内避難民」を生み、人々の生活に深い分断と苦悩をもたらし続けている。圧倒的暴力を前に我々は希望を見出すことができるのか。国内外の人類学者らが当事者とともに、隠蔽された社会構造を読み解く。
要旨 事故から11年。人間が引き起こした災害は戦後最大の「国内避難民」を生み、人々の生活に深い分断と苦悩をもたらし続けている。圧倒的暴力を前に我々は希望を見出すことができるのか。国内外の人類学者らが当事者とともに、隠蔽された社会構造を読み解く。
目次 イントロダクション―分断と対立の根底にある問題群;第1章 慢性状態の急性増悪―原発事故被害者に対する構造的暴力の解明;第2章 突然の追放、突然の富、そして妬みと差別―福島県飯舘村長泥・強制避難者の苦難;第3章 閉ざされたドア―東京・高層マンションにおける避難者コミュニティの苦闘;第4章 日常の苦境、模索する希望―「強制避難」単身女性たちの暮らし;第5章 福島から自主避難した母親たちのディレンマ―家族と社会を尊重しながら、どう放射能から子どもを守るか;第6章 草の根からの「市民」と、国や東電が構築する「市民」―ゆらぐ「市民性」に対峙する市民放射能測定所;第7章 住宅支援打ち切りへの抗議―自主避難者による抗議運動の成否を分けた六つの要因;第8章 自主避難者が帰るとき―放射線防護対策と社会的適切性の狭間で;第9章 「大熊町の私」から「私の中の大熊町」へ―ふるさとの構造的な喪失と希望の物語の生成;第10章 分断と対立を乗り越えるために―当時小学生だった若者たちとの対話から;エピローグ―苦難と希望の人類学
ISBN(13)、ISBN 978-4-7503-5469-9   4-7503-5469-4
書誌番号 1122002744

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