代謝の最新科学が示す「それでも運動すべき理由」 --
ハーマン・ポンツァー /著, 小巻靖子 /訳   -- 草思社 -- 2022.10 -- 19cm -- 385p

資料詳細

タイトル 運動しても瘦せないのはなぜか
副書名 代謝の最新科学が示す「それでも運動すべき理由」
著者名等 ハーマン・ポンツァー /著, 小巻靖子 /訳  
出版 草思社 2022.10
大きさ等 19cm 385p
分類 780.193
件名 運動生理学 , エネルギー代謝
注記 原タイトル:Burn
著者紹介 【ハーマン・ポンツァー】デューク大学人類進化学准教授、デューク・グローバルヘルス研究所グローバルヘルス准教授。人間のエネルギー代謝学と進化に関する研究者として国際的に知られている。タンザニアの狩猟採集民ハッザ族を対象としたフィールドワークなど、さまざまな環境において画期的な研究を行っている。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 カロリー消費を正確に測る技術のおかげで、代謝科学の常識が覆った。「1日の総消費カロリーは運動しても増えない」ということが明らかになったのだ。進化人類学者が、ダイエット論争と人類進化というまったく違う領域の謎に、常識を覆す答えを提示する1冊。
要旨 カロリー消費を正確に測る新しい技術のおかげで、近年、代謝科学の常識が覆った。「1日の総消費カロリーは運動しても増えない」ということが明らかになったのだ。つまり、運動したところで、それだけで痩せることはない―。しかし、だからといって、運動なんか意味がないということには決してならない。逆に、運動しても1日の総消費カロリーが増えないからこそ、運動は必ずしなければならないものだということがわかるのだ。運動しなくても、1日の消費カロリーは減らないのだから、余ったカロリーは別のことに使われているはずだ。これが体に良くないことを引き起こす。余ったカロリーの使い道として、もっとも身体に悪いと思われるのが「炎症」である。本来であれば必要のないところで、余ったカロリーは炎症を起こす。これがアレルギーや関節炎、動脈疾患のほか、さまざまな「現代病」の原因と考えられるのだ―。先進国の都会人から、サバンナに暮らす狩猟採集民、さらにはチンパンジーやオランウータンなどの類人猿まで、数多くの対象カロリー消費を測定してきた進化人類学者が、ダイエット論争と人類進化というまったく違う領域の謎に、常識を覆す答えを提示する。
目次 第1章 ヒトと類人猿の代謝の定説が覆った;第2章 代謝とはいったい何か;第3章 カロリー消費量研究に起きた革命;第4章 親切で、適応性に富み、太ったサル;第5章 運動しても痩せないのはなぜか;第6章 ダイエット論争にデータを突きつける;第7章 ヒトの体は運動を必要としている;第8章 ヒトの持久力の限界はどこにあるか;第9章 エネルギー消費とヒトの過去・現在・未来
ISBN(13)、ISBN 978-4-7942-2602-0   4-7942-2602-0
書誌番号 1122002944
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122002944

所蔵

所蔵は 2 件です。現在の予約件数は 20 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 1階ポピュラー 780.1 一般書 貸出中 - 2073233383 iLisvirtual
公開 780 一般書 予約受取待 - 2073966690 iLisvirtual