悲運の優勝監督の物語 --
マッテオ・マラーニ /著, 小川光生 /訳   -- 光文社 -- 2022.10 -- 19cm -- 314p

資料詳細

タイトル セリエA発アウシュヴィッツ行き
副書名 悲運の優勝監督の物語
著者名等 マッテオ・マラーニ /著, 小川光生 /訳  
出版 光文社 2022.10
大きさ等 19cm 314p
分類 783.47
件名 ホロコースト
個人件名 ヴァイス,アールパード
注記 原タイトル:DALLO SCUDETTO AD AUSCHWITZ 原著新版の翻訳
著者紹介 【マッテオ・マラーニ】1970年イタリア・ボローニャ生まれ。ボローニャ大学では史学を専攻。卒業後、スポーツ・ジャーナリズムの世界に入る。本業に加え、ボローニャ大、ミラノのIULM大でジャーナリズムの講義も持つ。フィレンツェ郊外にあるサッカー連盟運営のカルチョ・ミュージアム副館長。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 ファシズム政権下でサッカー選手、監督として活躍したアールパード・ヴァイス。インテルで1度、ボローニャで2度優勝を果たした名将は、なぜホロコーストの犠牲となったのか?70年間忘却されていた彼の足取りと真実を明らかにする。
要旨 アールパード・ヴァイス―ファシズム政権下でサッカー選手、監督として活躍した彼の形跡は、歴史から消え失せた。指揮官として、3度のスクデット(セリエA優勝)とパリ万国博覧会カップ優勝。現代でも、彼の実績を上回る監督は多くはない。そんな人物がある日、忽然と姿を消す。現代ではとても想像もできないが、彼の身にはそれが起きた。歴史、人種法、そしてホロコーストという名の“悲劇の風”が、彼を連れ去ってしまったのだ。1944年1月31日、アールパード・ヴァイスは、アウシュヴィッツでその生涯を終える。その2年前、彼の妻エレナ、12歳の息子ロベルト、8歳の娘クララが送り込まれたのと同じ収容所のガス室で…。著者のマッテオ・マラーニは、20世紀の深淵からこのユダヤ系ハンガリー人監督の物語を引き上げるために、実に綿密な、ある意味何かに取り憑かれたような調査を、何年もかけて進めていった。その結晶が本書である。
目次 世界を震撼させる偉大なるチーム;映画、サッカー、歌謡曲…そして戦争―1938年;近代サッカーの“父”―1922~1928年;インテルでのスクデットとジュゼッペ・メアッツァの発掘―1929~1934年;偉大なるスタジアムを持つ町の偉大なるサッカー教師―1935年;黄金時代のはじまり―1935~1936年;フィグリーナ(サッカーカード)―1936~1937年;「人種差別主義」という服を身に纏ったイタリア―1938年;パリ到着―1939年;ドルトレヒト 最後の楽観の地―1939年〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN 978-4-334-96259-3   4-334-96259-9
書誌番号 1122003543
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122003543

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