主体/ネオリベ/人種/ジェンダーを超えて --
遠藤徹 /著   -- 工作舎 -- 2022.10 -- 20cm -- 353p

資料詳細

タイトル ゾンビと資本主義
副書名 主体/ネオリベ/人種/ジェンダーを超えて
著者名等 遠藤徹 /著  
出版 工作舎 2022.10
大きさ等 20cm 353p
分類 361.5
件名 文化変容 , ホラー映画-アメリカ合衆国 , ゾンビ-アメリカ合衆国
注記 索引あり
著者紹介 1961年生まれ。東京大学文学部英米文学科・農学部農業経済学科卒業、早稲田大学大学院文学研究科英文学専攻博士課程満期退学。2013年から同志社大学グローバル地域文化学部教授。研究テーマは英文学、身体論、文化論など多岐にわたる。短編小説「姉飼」で第10回日本ホラー小説大賞を受賞。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 「表象/隠喩」として定着した「ゾンビ」。理性も知性ももたず人を襲い、噛まれた者も同類になっていく、というゾンビのあり方に、この世/主体/資本主義/人種/ジェンダーの枠組みから逃避する道の可能性を見出し、ゾンビ表象が担う意味をあぶりだす1冊。
要旨 アフリカの民間信仰を源流とし、19世紀にハイチのヴードゥー教の「生ける死者」となった「ゾンビ」。1932年にアメリカ映画で吸血鬼に次ぐモンスターとして登場後は、またたくまにスクリーンを席捲し、やがては社会のさまざまな事象を代弁し、刻印できる便利な「表象・隠喩」として定着した。理性も知性ももたず人を襲い、噛まれた者も同類になっていく―本書はこうしたゾンビのあり方に、この世/主体/資本主義/人種/ジェンダーの枠組みから逃避する道の可能性を見出す。多彩な現代思想の手法を駆使して、現代社会でゾンビ表象が担う意味をあぶりだした知的冒険の書。
目次 第1章 この世からの緊急避難;第2章 主体からの緊急避難;第3章 資本主義からの緊急避難;第4章 人種からの緊急避難;第5章 性からの緊急避難;第6章 緊急避難口から振り返る
ISBN(13)、ISBN 978-4-87502-548-1   4-87502-548-3
書誌番号 1122004792
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122004792

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