インド・日本・中国の「倫理」の足跡 --
浅見雅一 /著   -- 慶應義塾大学出版会 -- 2022.11 -- 22cm -- 311,5p

資料詳細

タイトル キリシタン時代の良心問題
副書名 インド・日本・中国の「倫理」の足跡
著者名等 浅見雅一 /著  
出版 慶應義塾大学出版会 2022.11
大きさ等 22cm 311,5p
分類 198.27
件名 カトリック教会-伝道-アジア-歴史-近代 , キリスト教道徳
注記 索引あり
著者紹介 慶應義塾大学文学部教授。1962年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程修了。ハーバード大学客員研究員などを経て現職。博士(文学)専門はキリシタン史。著書『キリシタン時代の偶像崇拝』(東京大学出版会、2009年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:発見地の領有と異教徒の権利. キリシタン時代の神学と良心問題. 信仰と奴隷制. フランシスコ・ロドリゲスの日本の婚姻問題決疑論. キリシタン大名大友宗麟をめぐる良心問題. イエズス会のインド史研究と日本書翰集の編纂. 「神学」に加えられた日本人の祖先崇拝. キリシタン時代の良心問題に関する手引書について. 殉教の論理と潜伏の論理. キリシタン教会の殉教録と聖人伝. 艾儒略『滌罪正規』解題. 結論
要旨 断絶と連続のアジア布教史。16世紀以降、イエズス会のアジアにおける布教事業は、インドから日本へ、日本から中国へと進められた。宣教師たちはそれぞれの文化に適応しつつ、新たな信者たちの「倫理」や「戒律」の基準をどのように修正していったのか―。司祭の手引書から書翰集、聖人伝まで、膨大な史料を渉猟し、連続性と断絶を明らかにする。
目次 序説 良心問題とは何か;第1章 発見地の領有と異教徒の権利―ビトリア、グロティウス、フレイタスの議論;第2章 キリシタン時代の神学と良心問題;第3章 信仰と奴隷制―インドにおける奴隷に対する授洗論;第4章 フランシスコ・ロドリゲスの日本の婚姻問題決疑論;第5章 キリシタン大名大友宗麟をめぐる良心問題;第6章 イエズス会のインド史研究と日本書翰集の編纂―布教情報の伝達と整理を中心として;第7章 「神学」に加えられた日本人の祖先崇拝―ペドロ・ゴメス「講義要綱」からの考察;第8章 キリシタン時代の良心問題に関する手引書について―マルティン・デ・アスピルクエタとその周辺;第9章 殉教の論理と潜伏の論理;第10章 キリシタン教会の殉教録と聖人伝―ヨーロッパから日本・中国へ;第11章 艾儒略『滌罪正規』解題;結論
ISBN(13)、ISBN 978-4-7664-2852-0   4-7664-2852-8
書誌番号 1122005608
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122005608

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