階級・ナラティブ・インターセクショナリティ --
飯田祐子 /編著, 中谷いずみ /編著, 笹尾佳代 /編著   -- 青弓社 -- 2022.10 -- 21cm -- 307p

資料詳細

タイトル プロレタリア文学とジェンダー
副書名 階級・ナラティブ・インターセクショナリティ
著者名等 飯田祐子 /編著, 中谷いずみ /編著, 笹尾佳代 /編著  
出版 青弓社 2022.10
大きさ等 21cm 307p
分類 910.26
件名 日本文学-歴史-明治以後 , プロレタリア文化運動 , ジェンダー-文学上
著者紹介 【飯田祐子】1966年、愛知県生まれ。名古屋大学大学院人文学研究科教授。専攻は日本近現代文学、ジェンダー批評。著書に『彼らの物語』『彼女たちの文学』(ともに名古屋大学出版会)、編著に『『青鞜』という場』(森話社)、共編著に『女性と闘争』(青弓社)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:愛情の問題論 ヘザー・ボーウェン=ストライク著 本部和泉訳. 階層構造としてのハウスキーパー 池田啓悟著. プロレタリア文学における「金」と「救援」のジェンダー・ポリティクス 飯田祐子著. 女性表象の「輪郭」をたどること 泉谷瞬著. メディアとしての身体 鳥木圭太著. 吉屋信子の大衆小説におけるプロレタリア運動のジェンダーとセクシュアリティ サラ・フレデリック著 北丸雄二訳. 朝鮮戦争期のジェンダーと帝国主義の記述 サミュエル・ペリー著 大﨑晴美訳. プロレタリアとしての娼妓表象 笹尾佳代著. 残滓としての身体/他者 中谷いずみ著. 闘争の記録を織りなす 李珠姫著. 階級、性、民族のインターセクショナリティによる新しい関係性の回路 楊佳嘉著
内容紹介 階級という論点はいかにジェンダー化していたのか。大正から昭和初期のプロレタリア文学をジェンダーの視点から読み解き、「階級闘争におけるインターセクショナリティ」を浮かび上がらせる。
要旨 階級という論点はいかにジェンダー化していたのか。大正から昭和初期のプロレタリア文学をジェンダーの観点から読み解き、「階級闘争におけるインターセクショナリティ」を浮かび上がらせる。
目次 第1部 プロレタリア文学場におけるジェンダーとセクシュアリティ(愛情の問題論―徳永直「『赤い恋』以上」;階層構造としてのハウスキーパー―階級闘争のなかの身分制;プロレタリア文学における「金」と「救援」のジェンダー・ポリティクス―「現代日本文学全集」第六十二篇『プロレタリア文学集』にみるナラティブ構成);第2部 女性表象のインターセクショナリティ(女性表象の「輪郭」をたどること―山川菊栄「石炭がら」を起点として;メディアとしての身体―葉山嘉樹「セメント樽の中の手紙」の女性表象;吉屋信子の大衆小説におけるプロレタリア運動のジェンダーとセクシュアリティ―「読売新聞」連載小説『女の階級』;朝鮮戦争期のジェンダーと帝国主義の記述―佐多稲子の場合);第3部 闘争主体とジェンダー(プロレタリアとしての娼妓表象―賀川豊彦「偶像の支配するところ」/松村喬子「地獄の反逆者」の行為性;残滓としての身体/他者―平林たい子「施療室にて」と「文芸戦線」;闘争の記録を織りなす―佐多稲子「モスリン争議五部作」における女工たちの表象;階級、性、民族のインターセクショナリティによる新しい関係性の回路―中本たか子「東モス第二工場」論)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7872-3514-5   4-7872-3514-1
書誌番号 1122007733
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122007733

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