知識人と政治 -- 中公選書 --
井上寿一 /著   -- 中央公論新社 -- 2022.11 -- 20cm -- 274p

資料詳細

タイトル 矢部貞治
副書名 知識人と政治
シリーズ名 中公選書
著者名等 井上寿一 /著  
出版 中央公論新社 2022.11
大きさ等 20cm 274p
分類 289.1
個人件名 矢部 貞治
注記 文献あり 年譜あり 索引あり
注記 奥付のシリーズ巻次(誤植):131
著者紹介 1956年東京都生まれ。86年一橋大学大学院法学研究科博士課程単位取得。法学博士。同助手などを経て、93年より学習院大学法学部政治学科教授。2014~20年学習院大学学長。専攻・日本政治外交史、歴史政策論。著書に『危機のなかの協調外交』(山川出版社、1994年。第25回吉田茂賞受賞)ほか多数がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 政治に直接コミットした最初の研究者の一人である矢部貞治。留学し政治の大きな変革を目撃した矢部は、近衛文麿のブレーンとして昭和研究会に参加。敗戦後はメディアを通し政治の変革を求め続けた。彼の生涯を通し、日本における政治と知識人との関係を描く。
要旨 矢部貞治は政治に直接コミットした最初の研究者の一人だ。ヒトラーが台頭する欧米に留学し政治の大きな変革を目撃した矢部は、東大法学部の政治学講座を担いつつ近衛文麿のブレーンとして昭和研究会に参加。現実政治での実践を試み、国内・国際新体制を立案する。敗戦後は拓大総長や憲法調査会などの政府委員を歴任しつつ、またメディアを通し政治の変革を求め続けた。本書は矢部の生涯を通し、日本における政治と知識人との関係を描く。
目次 第1章 デモクラシーのなかの立身出世―鳥取から東京へ;第2章 欧米での在外研究―一九三五年~三七年の体験;第3章 日中戦争の勃発―危機と好機;第4章 昭和研究会への参加―近衛文麿のブレーンへ;第5章 「新体制」と大政翼賛会―議会制度への懐疑;第6章 「大東亜」戦争下の活動―海軍への接近と戦後構想;第7章 政治への再接近―「協同民主主義」の伝道師;第8章 未完の戦後―憲法調査会と選挙制度調査会
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-110131-0   4-12-110131-6
書誌番号 1122008124

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