地中海に沈む移民・難民の「尊厳」 --
クリスティーナ・カッターネオ /著, 栗原俊秀 /訳, 岩瀬博太郎 /監修   -- 晶文社 -- 2022.11 -- 19cm -- 255p

資料詳細

タイトル 顔のない遭難者たち
副書名 地中海に沈む移民・難民の「尊厳」
著者名等 クリスティーナ・カッターネオ /著, 栗原俊秀 /訳, 岩瀬博太郎 /監修  
出版 晶文社 2022.11
大きさ等 19cm 255p
分類 498.92
件名 法医学 , 移民・植民-イタリア , 難民
注記 原タイトル:Naufraghi senza volto
注記 文献あり
著者紹介 【クリスティーナ・カッターネオ】1964年、ピエモンテ州に生まれる。ミラノ大学教授、ラバノフ(犯罪人類学歯科医学研究所)所長。専門は法医学。2014年より、地中海で命を落とした移民・難民の遺体の同定作業に従事している。その体験を綴った本書『顔のない遭難者たち』で、ガリレオ文学賞を受賞。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 いまも昔も、世界中で、「身元不明の遺体」が発見されているが、その多くは身元を特定されない。身元不明者が移民・難民である場合、遺体を「放っておけ」と言う人々がいる。なぜか?遺された人が死と向き合うため尽力し続ける人々の法医学ノンフィクション。
要旨 いまも昔も、世界中のあらゆる国々で「身元不明の遺体」が発見されているが、その多くの身元は特定されない。それは人道的に正しいのか?近しい人の行方がわからず、藁にもすがる思いで、ときには親族のDNA(髪の毛や爪、唾液)を携え、著者のもとへ訪れる人々たちの怒り、悲痛、慟哭。そして「ここに来てよかった」という言葉。ヨーロッパではじめて移民遭難者向けデータバンクの創設に取り組んだ法医学者によるノンフィクション。
目次 第1章 二〇一三年十月 死者に名前を与えること;第2章 「あの人たち」の死を、「私たち」の死と同じように;第3章 ランペドゥーザの挑戦 見いだすには、まず求めよ;第4章 最初の同定「ここに来てよかった」;第5章 「故郷の土を、肌身離さずもっているんです」;第6章 メリッリ 海辺の霊安室;第7章 バルコーネ死者は生者よりも雄弁である;第8章 最終幕 あるいは、第一幕の終わり
ISBN(13)、ISBN 978-4-7949-7336-8   4-7949-7336-5
書誌番号 1122009882
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122009882

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