表面の深度 --
田中麻帆 /著   -- 森話社 -- 2022.11 -- 22cm -- 275p

資料詳細

タイトル デイヴィッド・ホックニー
副書名 表面の深度
著者名等 田中麻帆 /著  
出版 森話社 2022.11
大きさ等 22cm 275p
分類 723.33
個人件名 ホックニー,デーヴィド
注記 欧文タイトル:DAVID HOCKNEY
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1984年、横浜生まれ。2016年、早稲田大学文学研究科美術史学コース博士課程単位取得満期退学。2018年、博士(文学)の学位取得。主な論文「デイヴィッド・ホックニーと〈時〉のパースペクティヴ──マルセル・プルースト『失われた時を求めて』との関わりから」『美術史』美術史学会、第172冊、pp.289-301、2012年。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:ホックニーの「逆遠近法」再考. 写真コラージュと「記憶」の表象. 〈時〉のパースペクティヴ. ホックニーのキュビスム論の背景. 「フランス三部作」舞台美術における時空間のコラージュ. 「カーテン・シリーズ」〈一九六三年〉. 「移動する焦点」の実相. 終わらぬ道の標に
要旨 ポップアートの時代から現在に至るまで、多様なメディアを駆使し制作する「画家」デイヴィッド・ホックニー。軽妙洒脱なイメージで知られる一方、作品に漂う奇妙な静謐さ、特異な時間表現は、安直な解釈をすり抜ける未知の領域をはらむ。本書では、ホックニーが独自の視覚論を提唱しはじめた1980年代に軸を据え、「記憶」「キュビスム」「作品空間と観者」をキーワードにホックニー芸術の多様な側面と豊饒な源泉を探る。その表現の真意に迫る初の研究書。
目次 序論 ホックニーの「逆遠近法」再考;第1章 写真コラージュと「記憶」の表象―「逆遠近法」から記憶の集積へ;第2章 “時”のパースペクティヴ―マルセル・プルースト『失われた時を求めて』とのかかわり;第3章 ホックニーのキュビスム論の背景―一九八〇年代写真コラージュとピカソの影響;第4章 「フランス三部作」舞台美術における時空間のコラージュ―二〇世紀初頭のフランス美術との比較を中心に;第5章 「カーテン・シリーズ」(一九六三年)―同時代美術とのかかわり、および社会的背景から;第6章 「移動する焦点」の実相―一九七〇―八〇年代の日本美術受容に着目して;結論 終わらぬ道の標に
ISBN(13)、ISBN 978-4-86405-173-6   4-86405-173-9
書誌番号 1122011826
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122011826

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