技術・科学・生命 --
檜垣立哉 /著   -- 青土社 -- 2022.12 -- 20cm -- 380p

資料詳細

タイトル 日本近代思想論
副書名 技術・科学・生命
著者名等 檜垣立哉 /著  
出版 青土社 2022.12
大きさ等 20cm 380p
分類 121.6
件名 日本思想-歴史-明治以後
著者紹介 1964年埼玉県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中途退学。大阪大学大学院人間科学研究科教授。専攻は現代フランス哲学・日本哲学・生命論。著書に『西田幾多郎の生命哲学』など多数がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:下村寅太郎の科学哲学. 1 無限論を中心として. 下村寅太郎の科学哲学. 2 ライプニッツとレオナルド. 廣松渉の『〈近代の超克〉論』について. 大森荘蔵と西田幾多郎. 構想力の位置をめぐる田辺元と三木清. 偶然性と永遠の今. 木村敏と中井久夫. 生命論的差異について. 狂気を描くひと. 西田幾多郎と生の哲学. 賽の一振り. 九鬼とレヴィ=ストロース. ドゥルーズと九鬼. 吉本隆明と自然史. 宮沢賢治と吉本隆明. 吉本隆明・記紀書・南島論. 吉本隆明におけるテクノロジーと生. 吉本「体験」の多層性
内容紹介 避けられない世界規模での「近代化」が押し寄せるとき常に日本思想は意義を問われてきた。技術や科学とどのように向き合い、自然観や時間概念をどのように深化させて、日本における思想は現在にいたったのだろうか。近代以降の日本思想の展開を検討する。
要旨 避けられない世界規模での「近代化」が押し寄せる。そのとき常に日本思想は、とりわけ西洋の文化や思想と対置されて、意義を問われてきた。技術や科学とどのように向き合い、特異な自然観や時間概念をどのように深化させて、日本における思想は現在にいたったのだろうか。近代以降の日本思想の展開を独自の視座からつぶさに検討する。集大成。
目次 第1部 日本の哲学というトポス(下村寅太郎の科学哲学1―無限論を中心として;下村寅太郎の科学哲学2―ライプニッツとレオナルド ほか);第2部 現在の深みと日本思想(偶然性と永遠の今―現在性をめぐる九鬼と西田;木村敏と中井久夫―臨床とイントラ・フェストゥム ほか);第3部 現在の偶然という弾み(賽の一振り―無限を含んだ自己が跳躍する時;九鬼とレヴィ=ストロース―二つの構造論的感性論 ほか);第4部 吉本隆明という拡がり(吉本隆明と自然史―マルクス・ランボー・宮沢賢治;宮沢賢治と吉本隆明―分裂症的な自然と日本思想 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7917-7518-7   4-7917-7518-X
書誌番号 1122013082
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122013082

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