日本中世における野生の価値 --
中澤克昭 /著   -- 名古屋大学出版会 -- 2022.12 -- 22cm -- 454,17p

資料詳細

タイトル 狩猟と権力
副書名 日本中世における野生の価値
著者名等 中澤克昭 /著  
出版 名古屋大学出版会 2022.12
大きさ等 22cm 454,17p
分類 384.35
件名 狩猟-日本-歴史-中世
注記 索引あり
著者紹介 1966年、長野県長野市に生まれる。1995年、青山学院大学大学院文学研究科博士後期課程退学。長野工業高等専門学校准教授などを経て、現在、上智大学文学部教授、博士(歴史学)。著書『肉食の社会史』(山川出版社、2018年)他。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序章. 王朝における古典的狩猟文化の形成. 武家首長の狩猟と殺生禁断. 新たな天下と狩猟. 王朝文化としての鷹狩とその禁止. 鷹狩と鵜飼の比較史. 鷹書の世界. 『鷹狩記』と公家の「鷹の家」. 持明院基春考. 神を称する武士たち. 出土鉄鏃と武士の職能. 武家の狩猟と矢開の変化. 『狩詞記』の史的位置. 村の狩猟とその継承. 狩猟神事の盛衰. 狩庭を立てること
要旨 日本の歴史において、狩猟はつねに権力と結びついていた。なぜ「野生のキャプチャー」がそれほど大きな政治性を帯びたのか。古代から近世まで、天皇・公家や武士たちが実践した鷹狩・巻狩などを通観し、殺生禁断や、暴力と儀礼をつなぐ広範な狩猟文化を探究する中から、列島の人間と動物の関係を問い直す。
目次 第1部 狩猟と王権(王朝における古典的狩猟文化の形成;武家首長の狩猟と殺生禁断;新たな天下と狩猟);第2部 鷹狩文化の政治性―鷹道・鷹書・鷹の家(王朝文化としての鷹狩とその禁止;鷹狩と鵜飼の比較史;鷹書の世界―戦国期の書目から ほか);第3部 獣猟と中世社会―武力・生業・儀礼(出土鉄鏃と武士の職能;武家の狩猟と矢開の変化;『狩詞記』の史的位置 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8158-1106-8   4-8158-1106-7
書誌番号 1122015197
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122015197

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