紀平英作 /著   -- 岩波書店 -- 2022.12 -- 20cm -- 375,21p

資料詳細

タイトル 奴隷制廃止のアメリカ史
著者名等 紀平英作 /著  
出版 岩波書店 2022.12
大きさ等 20cm 375,21p
分類 316.853
件名 黒人-アメリカ合衆国-歴史 , 奴隷-アメリカ合衆国-歴史
注記 欧文タイトル:The Abolition of Slavery in American History
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 歴史家(近現代世界史)。1946年東京都生まれ。京都大学名誉教授。著書に『ニュースクール――二〇世紀アメリカのしなやかな反骨者たち』(岩波書店)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 奴隷制とはどのような意味を持ってきたのか。独立革命から南北戦争を経て再建期の終わりまで、奴隷制廃止にいたる動きとその後の人種主義体制の確立を叙述し、思想と議論の流れを読み解きながら、今なお続く問題の淵源としての奴隷制を明らかにしていく。
要旨 アメリカの政治・社会・法にとって、奴隷制とはどのような意味を持ってきたのか。独立革命から南北戦争を経て再建期の終わりまで、奴隷制廃止はどのようにして成し遂げられ、またその後の人種主義体制の確立へと後退していったのか。ジェファソンまたマディソンの憲法構想と奴隷制の関わり、元奴隷で奴隷制廃止運動に尽力したダグラス、リンカンの奴隷制廃止をさらに発展させようとしたサムナー、あるいは南部擁護、州自治重視の論陣を張ったカルフーンや連邦最高裁判事など、当時の人びとの思想と議論を広く丹念に読み解きながら、今もなお続く問題の淵源を明らかにする。
目次 プロローグ 歴史のなかのアメリカ革命;第1部 共和国の創成と平行主義―その軌跡と破綻(建国憲法体制と奴隷制の拡大;共和党の結成と南北間の緊張の激化 ほか);第2部 累々たる屍の先に―奴隷制廃止の前後(内戦とリンカン、奴隷制廃止への道;新たな市民共和国への展望 ほか);第3部 過去をみつめ、違いをこえようとする努力とその蹉跌(再統合への道―歴史としての「再建」;国民とは何か―サムナーの共和政体論 ほか);エピローグ プラグマティズムとアメリカのジレンマ
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-061572-3   4-00-061572-6
書誌番号 1122016426
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122016426

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