“トランスジェンダー”をめぐる家族の物語 --
勝又栄政 /著, 清水晶子 /鼎談, 東畑開人 /鼎談   -- 金剛出版 -- 2022.12 -- 19cm -- 374p

資料詳細

タイトル 親子は生きづらい
副書名 “トランスジェンダー”をめぐる家族の物語
著者名等 勝又栄政 /著, 清水晶子 /鼎談, 東畑開人 /鼎談  
出版 金剛出版 2022.12
大きさ等 19cm 374p
分類 367.98
件名 トランスジェンダー , 家族
著者紹介 【勝又栄政】1991年岩手県生まれ。トランスジェンダー男性。旧名は美穂。22歳で改名・乳腺/乳房の切除手術を行う。性別適合手術は受けていないため戸籍上の性別は女性。現在は、就労移行支援員として働く傍ら、宮城教育大学非常勤講師、立命館大学大学院先端総合学術研究科に所属。専攻は社会学。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 女として生まれ育ち、「ふつう」を願い、罪悪感に押しつぶされながら、男になりたいとカミングアウトした、「僕」の物語。急転する子どもの人生にとまどい、憤り、悲しみ、それでも子どもと共に歩むことをあきらめなかった、「母」の物語。トランスジェンダーの医療概念と社会通念の変遷、家族を取り巻く社会構造の変容に翻弄されながら交差する2つの物語は、ついにひとつの結論にたどりつく―
目次 第1部 とまどいの中を生きる―カミングアウトと家族の物語(親へのカミングアウト;誕生と違和感―幼少期~中学校時代;反発と孤独―高校~大学時代(カミングアウト前);カミングアウトの明暗―告白と母の背景;母と子、異文化の咀嚼と変化―母との対話と終戦;身体の変化と初めて生まれた“夢”―手術~大学受験/生き直し);第2部 長い闇を超えて(22歳から見る未来 30歳から見た過去;男と女のはざまで―境界から見えたもの;心地よさと寄る辺なさと―当事者コミュニティへの帰属と格差;傷つく私・傷つける私―立場の反転による価値観の瓦解;「わたしは罪人」―社会での葛藤と劣等感の再燃;暗い闇の中から―他者の関わりと回復への光;違ったままで、でも共に―親子の10年間の結論)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7724-1934-5   4-7724-1934-9
書誌番号 1122018973
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122018973

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