アルゼンチンの沖縄移民社会と在亜沖縄県人連合会の設立 --
月野楓子 /著   -- 春風社 -- 2022.10 -- 22cm -- 349,5p

資料詳細

タイトル 「よりどころ」の形成史
副書名 アルゼンチンの沖縄移民社会と在亜沖縄県人連合会の設立
著者名等 月野楓子 /著  
出版 春風社 2022.10
大きさ等 22cm 349,5p
分類 334.5199
件名 移民・植民(沖縄県)-アルゼンチン-歴史
注記 文献あり 年表あり 索引あり
著者紹介 沖縄国際大学総合文化学部専任講師。沖縄移民研究、ラテンアメリカ研究、国際文化学。主な著作に、「中南米地域の邦字新聞を活用した日本人移住に関する諸研究――『らぷらた報知』の創刊と『在亜沖縄県人連合会』の設立」(『研究紀要』15号、JICA横浜海外移住資料館、2021年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 故郷沖縄での苦しい生活を脱するため、20世紀前半に多くの人々がアルゼンチンへ雄飛した。在亜沖縄県人連合会が結成された意義に目を配りながら、アルゼンチン沖縄移民社会での移民初期からの生活や社会団体形成の諸相を描く。
要旨 故郷沖縄での苦しい生活を脱するため20世紀前半に多くの人々がアルゼンチンへ雄飛したが、そこでの暮らしは必ずしも思い描いていた通りのものではなかった。貧困や差別のある厳しい生活の中で培われたアイデンティティや連帯の強さは、しかし、「沖縄」「同郷」というだけで説明できるような、わかりやすいものなのだろうか。戦後に在亜沖縄県人連合会が結成された経緯と意義を、そして戦争や帰属問題に揺れる遠くの故郷をどのように移民の人々が見ていたのかを、「エスニシティ」や「ナショナリズム」に還元できないものに目を向けながら描きだす。
目次 第1章 アルゼンチンにおける沖縄移民社会の形成;第2章 沖縄移民の団体・仕事・生活;第3章 第二次世界大戦時の在亜邦人社会と沖縄移民;第4章 在亜邦人社会の戦後―アルゼンチン政府要人への接近と移民の再開;第5章 救済活動による戦後組織の展開;第6章 沖縄文化の抑圧とアルゼンチンにおける沖縄文化;第7章 「在亜沖縄県人連合会」の設立
ISBN(13)、ISBN 978-4-86110-830-3   4-86110-830-6
書誌番号 1122020082
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122020082

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