古東哲明 /著   -- 夕日書房 -- 2022.12 -- 19cm -- 334p

資料詳細

タイトル 沈黙を生きる哲学
著者名等 古東哲明 /著  
出版 夕日書房 2022.12
大きさ等 19cm 334p
分類 104
注記 文献あり
著者紹介 1950年生まれ。京都大学哲学科卒業、同大学院博士課程単位取得満期退学。広島大学名誉教授、NHK文化センター教員。専門は、哲学、現代思想。著書に『〈在る〉ことの不思議』(勁草書房)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 沈黙を沈黙として生きて極めるそのとき、存在肯定が静かに進行する。その結果、生死にまつわる難題が、解決をみることとなる。沈黙を生きるとは、そういう人生の大転換の旅をすることである。深い沈黙ゆえの静寂がもたらす不思議なはたらきについて述べる。
要旨 沈黙とは―一、この世この生の地肌に「非知なまま」触れること(沈淪)。二、それにより、いのち息吹いて視座転換が起きること(変容)。三、よって、この世この生の真相・深層(=存在神秘)に目覚めること(覚醒)。この三つの非言語的根本体験が重層的に起きる営みを、“沈黙”と考える。一は最近の「新しい実在論」が逢着した難問(いかにして人は実在に迫れるのか)に答える思索となり、二は、根本苦悩(ニヒリズム)に対する解答。三は、沈淪と変容が熟成する「沈黙の態度」こそ、忘れられた倫理の源泉であることを示す。
目次 序章 なぜ沈黙なのか;第1章 沈黙の現れ;第2章 非知に触れる;第3章 ひっくり返る;第4章 真空妙有;第5章 黙撃;第6章 不帰を呑む;終章 黙受―海容倫理の可能性
ISBN(13)、ISBN 978-4-334-99014-5   4-334-99014-2
書誌番号 1122020256

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