佐々木敦 /著   -- フィルムアート社 -- 2022.12 -- 19cm -- 301p

資料詳細

タイトル 映画よさようなら
著者名等 佐々木敦 /著  
出版 フィルムアート社 2022.12
大きさ等 19cm 301p
分類 778.04
件名 映画
著者紹介 1964年生まれ。思考家。音楽レーベルHEADZ主宰。文学ムック『ことばと』(書肆侃侃房)編集長。映画美学校言語表現コース「ことばの学校」主任講師。さまざまな分野で批評活動をおこなっている。映画に関する書籍に『ゴダール・レッスン』(フィルムアート社)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:さようなら、映画よ. 部屋を流れる奇妙な音. 科学と神秘. リアリズムの内破. ヴィム・ヴェンダースの修行時代. ロマネスクの起動. 映画は存在しない. 「観察」の条件. 「事実」の復元、「時間」の修復. フェイク・ドキュメンタリーの擬態. 「事実」の「物語」化について. 「手紙の時代」の映画. 映画としての人生、人生としての映画. 鏡の中の闇、闇の中の鏡. 「本の未来」のための新たな寓話. 時間の「背」を捉えるために. ふりだしに戻る/TIME AND AGAIN. 親密さ、とは何か?あるいは距離について. 言語の習得と運転の習熟. 神と人とのあいだ. スパイの妻と、その夫. 第三の「非/当事者」性に向かって. ありそうでなさそうな/なさそうでありそうな話. ふたつの『星の子』、映画と小説. ヒューマニズムについて ほか1編
内容紹介 佐々木敦が2020年以降に執筆したテキストを集めたポストメディア時代の映画批評集。「歴史」「受容」「倫理」という3つの問題系から「映画なるもの」と向き合い、「目の前の「映画」に対峙し、そして先へと進」むための思考を深めていく。
要旨 かつてあったものとはまるきり異なる何ものかへと変貌しつつある映画。その現在地を指し示すポストメディア時代の映画論集。ペドロ・コスタ、アピチャッポン・ウィーラセタクンク、フレデリック・ワイズマン、セルゲイ・ロズニツァ、濱口竜介、深田晃司、ジャン=リュック・ゴダール…現代映画のトップランナーたちと並走してきた著者が見つめる映画の果て。
目次 第1部 歴史/映画史(部屋を流れる奇妙な音―ペドロ・コスタ論;科学と神秘―アピチャッポン・ウィーラセタクンの『MEMORIA メモリア』;リアリズムの内破―伝説前夜のタル・ベーラ ほか);第2部 受容/メディア(「観察」の条件―フレデリック・ワイズマンと香港ドキュメンタリー映画工作者を例に;「事実」の復元、「時間」の修復―セルゲイ・ロズニツァの「群衆」シリーズ;フェイク・ドキュメンタリーの擬態―セルゲイ・ロズニツァの「劇映画」 ほか);第3部 倫理/ポリティカル・コレクトネス(親密さ、とは何か?あるいは距離について―濱口竜介の青春期;言語の習得と運転の習熟―『ドライブ・マイ・カー』論;神と人とのあいだ―『偶然と想像』論 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8459-2143-0   4-8459-2143-X
書誌番号 1122021142
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122021142

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