実践に基づいた正義論の構想 --
山田祥子 /著   -- 勁草書房 -- 2022.12 -- 22cm -- 240p

資料詳細

タイトル グローバルな正義と民主主義
副書名 実践に基づいた正義論の構想
著者名等 山田祥子 /著  
出版 勁草書房 2022.12
大きさ等 22cm 240p
分類 311.1
件名 正義
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 国際基督教大学卒業。名古屋大学大学院法学研究科博士後期課程修了。博士(法学)。名古屋大学大学院法学研究科学術研究員などを経て、現在、東北大学大学院法学研究科助教。専門は政治哲学、政治理論。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 グローバルな正義を理想論で終わらせないために主張される「実践によって媒介された関係」に基づく正義論、すなわち実践依存アプローチ。その理論にNGOや社会運動といった主体を取り入れ、「集合的主体による実践依存アプローチ」の正義論を構想する1冊。
要旨 地球温暖化、貧困、難民、パンデミック、テロリズムなど…いまだ国境を越える問題は山積している。こうした問題を解決に導くには、グローバルな正義が必要だ。しかし、それは机上の空論で終わるようなものであってはならない。そこで近年注目されているのが、「実践によって媒介された関係」に基づく正義論、つまり実践依存アプローチだ。本書では、アンドレア・サンジョヴァンニらが発展させたこの理論をさらにアップデートすべく、社会運動やNGO活動などを実践の一種と見なし、民主主義と結合させ、「集合的主体による実践に基づく正義論」を構想する。
目次 序論 グローバルな正義の探求;第1章 グローバルな正義と実践;第2章 道徳に対する「政治」の優位?―アンドレア・サンジョヴァンニ;第3章 プラグマティック・リアリズム―アーロン・ジェームス;第4章 文化慣習主義における主体と「政治」―デイヴィッド・ミラーとマイケル・ウォルツァー;第5章 グローバルな不正義への責任と主体;第6章 グローバルな正義の形成へ―集合的主体による実践と民主主義;結論
ISBN(13)、ISBN 978-4-326-30317-5   4-326-30317-4
書誌番号 1122022427
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122022427

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