グレゴリー・ショーペン /著, 渡辺章悟 /監訳, 上田昇 /訳, 加納和雄 /訳, 計良龍成 /訳, 崔珍景 /訳, 松村淳子 /訳, 米澤嘉康 /訳   -- 国書刊行会 -- 2022.12 -- 23cm -- 439p

資料詳細

タイトル インド大乗仏教の虚像と断片
著者名等 グレゴリー・ショーペン /著, 渡辺章悟 /監訳, 上田昇 /訳, 加納和雄 /訳, 計良龍成 /訳, 崔珍景 /訳, 松村淳子 /訳, 米澤嘉康 /訳  
出版 国書刊行会 2022.12
大きさ等 23cm 439p
分類 182.25
件名 仏教-インド-歴史-古代
注記 原タイトル:FIGMENTS AND FRAGMENTS OF MAHAYANA BUDDHISM IN INDIA
注記 索引あり
著者紹介 【グレゴリー・ショーペン】1947年、米国サウスダコタ生まれ。オーストラリア国立大学(南アジア・仏教学)で学位を取得。現在、カリフォルニア大学ロサンゼルス校アジアパシフィックセンター名誉教授。カリフォルニア大学ロサンゼルス校等を経て、現在はブラウン大学宗教学部教授として教鞭をとっている。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:大乗とインド仏教中期 松村淳子訳. 『金剛般若』の「その地点は塔廟となるであろう」という成句 上田昇訳. 仏陀の遺骨と比丘の仕事 崔珍景訳. 比丘たちを経典に立ち戻らせる 松村淳子訳. 梵語大乗経典文献における一般化された宗教的目標としての極楽世界 計良龍成訳 渡辺章悟訳. 中期大乗文献における古代の瑜伽者による達成法の一般化 加納和雄訳. インドの碑文における大乗 米澤嘉康訳. クシャーナ期阿弥陀像碑文とインド初期大乗の特質 計良龍成訳 渡辺章悟訳. 大乗経典を典拠として描かれたアジャンターの観自在像の曖昧さとその暫定的な比定 加納和雄訳. ナーランダー出土10世紀碑文における『普賢行願讃』の1詩節 計良龍成訳 渡辺章悟訳. 「アバヤギリヤ出土の陀羅尼石」について 米澤嘉康訳. インドの碑文中の『菩提心荘厳十万陀羅尼』〈BodhigarbhAla〓kAralak〓a〉と『頂髷無垢陀羅尼』〈Vimalo〓〓I〓a DhAra〓I〉 米澤嘉康訳. 「祈〓の技術」についての覚書と11世紀のインド碑文における「輪転蔵」への言及 米澤嘉康訳. ストゥーパとティールタ 松村淳子訳
内容紹介 仏教学者グレゴリー・ショーペンの論集。「虚像」では、初・中期大乗の一般的な展開を検討する。「断片」では、碑銘・考古学・美術の史料を検討して、インド仏教の生きた世界の一端を紡ぎだす。巻末に原註・訳註、監訳者あとがき、索引を付す。
要旨 この四半世紀でもっとも影響力のある仏教学者と評されるグレゴリー・ショーペン。彼の手にかかると、経典の何気ない一節が、ありふれた寄進碑銘が、ほとんど注目されない仏典が、新たな相貌を見せ始め、インド仏教の生きた世界を語りだす。碑文・考古学・美術・律文献が照らし出す、“実像”の断片が、ここにある。
目次 虚像(大乗とインド仏教中期―漢文資料という鏡を通して;『金剛般若』の「その地点は塔廟となるであろう」という成句―大乗の経巻崇拝についての覚え書き;仏陀の遺骨と比丘の仕事―初期大乗経典に見るストゥーパをめぐる論争と伝統教団の価値観;比丘たちを経典に立ち戻らせる―初期大乗仏教における崇拝儀礼と保守主義;梵語大乗経典文献における一般化された宗教的目標としての極楽世界 ほか);断片(インドの碑文における大乗;クシャーナ期阿弥陀像碑文とインド初期大乗の特質;大乗経典を典拠として描かれたアジャンターの観自在像の曖昧さとその暫定的な比定―ウォルター・スピンクに宛てて;ナーランダー出土10世紀碑文における『普賢行願讃』の1詩節;「アバヤギリヤ出土の陀羅尼石」について―セイロンの大乗仏教文献研究のための1資料 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-336-07338-9   4-336-07338-4
書誌番号 1122022717

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