毛坊主・陣僧・同朋衆 -- 平凡社選書 --
桜井哲夫 /著   -- 平凡社 -- 2023.1 -- 20cm -- 278p

資料詳細

タイトル 阿弥衆
副書名 毛坊主・陣僧・同朋衆
シリーズ名 平凡社選書
著者名等 桜井哲夫 /著  
出版 平凡社 2023.1
大きさ等 20cm 278p
分類 188.692
件名 時宗-歴史
注記 文献あり
著者紹介 1949年、足利市生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。東京経済大学名誉教授。時宗・真教寺44世住職。著書に『社会主義の終焉』『フーコー――知と権力』(以上、講談社)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 時宗にかかわりの深い、聖と俗の両界にまたがる存在、毛坊主、鉦打、鉢叩、陣僧、同朋衆…。「~阿弥」と名のり、多領域で多様な役割を果たした彼らはいったい何者か。明らかにされてきた諸分野での知見を総合し、その全体像に迫る1冊。
要旨 柳田國男「毛坊主考」「俗聖沿革史」は、平素生業を別に持ちながら死者を弔う導師となる有髪の人々の存在に注目した。時宗教団で「客僚」とされ、東国で「鉦打」と呼ばれるこの者たちは、西国の「鉢叩」と呼ばれる存在と結びつく。「~阿弥」の名をもち、僧とは別の職掌に携わるそのあり方は、武士に従って戦陣に赴き、弔いのみならず、情報伝達など戦略的役割をも担った陣僧、芸能によってまた経済上の働きをもって足利幕府に従った法体の人々「同朋衆」の存在を、問題の俎上に据える。京都時衆では、「阿弥」の名をもつ塔頭が近世料理文化史上に巨大な位置を占めてもいる。「阿弥衆」とは何か?―明らかにされてきた諸分野での知見を総合し、その全体像に迫る試み。
目次 第1章 毛坊主・客僚・陣僧;第2章 時衆と同朋衆―北条政権から足利政権へ;第3章 関東の「鉦打」聖;第4章 京都の時衆;第5章 円山の六阿弥;終章 「毛坊主」の運命;補論 引接寺はどこにあったのか
ISBN(13)、ISBN 978-4-582-84238-8   4-582-84238-0
書誌番号 1122024065
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122024065

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公開 188.6 一般書 貸出中 - 2075398851 iLisvirtual
港北 公開 Map 188.6 一般書 利用可 - 2075395062 iLisvirtual